第186話のテーマは『70年目の再スタート』です。
いままでに所有したマイカーは
いままでのマイカーは<トヨタ自動車>と<日産自動車>の国内メーカー2社に限られていました。
もちろん「フェアレディZ」などのスポーツタイプもいいと思いましたが結局は足代わりとしての日常使いのためセダンが多く前職のサラリーマン時代には上司から「輸入車禁止令」が出ていたこともあり特別なこだわりもなくなんとなく安心できそうなクルマを選んでいました。
そんな空気を感じていたこともあり<マツダ><スバル><ホンダ>などのクルマを選ぶこともありませんでした。
<ホンダ>のビジネスモデル
偉大な創業者である本田宗一郎氏が設立した会社。
その<ホンダ>の業績が上向きになっているようです。
もちろん自動車メーカーにとっては為替相場の変動で営業利益がおおきく変わりますが2018年3月の連結純利益が6000億円に近づく気配です。
業績好調のけん引役は……ひとつは二輪車のスクーターです。
今期の世界販売台数は9%増の1918万台の見通しでインド、ベトナム、インドネシアで販売が伸びています。
インドでは工場の生産ラインを増強して生産能力を増強しています。
自転車用補助エンジンの製造から始まった<ホンダ>ですから二輪車の製造は<ホンダ>の「祖業」になります。
1958年に本田宗一郎氏がこだわって開発した「スーパーカブ」が先月の10月に累計生産が1億台を突破しました。
いままでの技術陣がデザインを変えようとしても初代の「スーパーカブ」の基本レイアウトやデザインが優れているためほとんどデザインを変えることができなかったそうです。
ユーザーにとっての使いやすさを徹底的にこだわり抜いています。
ふたつ目は中国での四輪車の販売です。
今期9月までの販売を見ても前年同期比約19%増と過去最高でセダンの「シビック」やSUV車の「CR―V」が人気を集めています。
みっつ目はホンダジェットです。
2017年上期の小型ビジネスジェット機において<ホンダ>の「ホンダジェット」が出荷台数で世界の首位になりました。
これから<ホンダ>は世界市場で30%のシェアを目指しています。
<ホンダ>は中国の現地企業と組んで中国での受注も始めると発表しました。
売上規模は全体から比べればさほど大きくはありませんが<ホンダ>のブランドイメージを高めることになると思います。
2015年6月に八郷隆弘社長が就任してから従来の<ホンダ>を変える改革に取り組んできました。
3年目になる今年6月に「2030年ビジョン」の長期経営構想を発表しています。
あらたに「質の追求による成長」を掲げて規模を追う路線を変更します。
しかし現状のまま好調が続くとは思えません。
新興国などで販売好調な二輪車は国の経済レベルが向上すれば四輪車へ移行していきます。
四輪車の販売好調な中国では政府による規制強化策で電気自動車への転換を余儀なくされています。
八郷隆弘社長は先月「自動車産業は急速に技術進化が起きている。」
「過去にない大転換期に対応するため国内生産拠点を進化させる」と発言をしています。
八郷隆弘社長による「事業ブランドの再定義」が求められています。
本田宗一郎氏が重視した「操る喜び」と「役立つ喜び」。
来年2018年に<ホンダ>は70周年を迎えますがこの「再定義」ができれば「2030年ビジョン」のあらたなビジネスモデルを構築することができます。
(ブログは月〜金曜に投稿)
このことから何を学べるでしょうか?
長い歴史を持つ会社は……創業者の想いを忘れたときに衰退の道を辿りやすくなる。
経営の舵取りに迷ったときは会社の原点に立ち戻ることで歩むべき道が見えてくる。
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現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


