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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第21話 2代目社長にも、できないことがある!

2017年5月26日 執筆:渡邉ひとし

2代目社長にできないこととは……?

それは、実に、当たり前のことですが、
『創業体験』です!

すでに創業者が、苦労をして作り上げた会社を承継しているので、あらためて、創業するという、必要性がないからです。

しかし、創業者が健在であれば…「創業するということは、並大抵の心構えではできないぞ!」

「創業してからも苦難の連続で、それは、それは…大変な……」「その難関を乗り越えるために、生きるか、死ぬかの……」などと、当時の苦労を2代目社長に語り続けることになります。

しかも、何回も、何回も、事あるごとに、同じ話しを、繰り返し、繰り返し、語り続けます。

時には、話す内容が少し脚色されることも…。

これでは、誰も、まともに、その話しを聞く気にはなりませんよね。

しかも、創業者と、2代目社長が親子の場合、創業者からの言葉は、なおさら、感情が入りすぎることが多いようです。

創業者には、創業者としての想いが強く、ここまで、産み、育て上げた会社を、なんとか倒産させることなく、できれば、さらに大きくしていってもらいたい。

そんなふうに、2代目社長に対して思うことは、人として、当然のように思えます。

しかし、2代目社長にとっては、自分の熱い想いで、つくり上げた会社でもなく、本心で、やりたい仕事でもない場合、創業者から発せられる言葉は、まさに「苦痛」でしかありません。

父親がつくった会社だから、自分が、後を継がなければ、父親の落胆は、いかばかりだろう?

自分が、後継者となって、父親の会社を継ぐしかない!

まして、本心から好きでもない仕事であった場合、後継者である、2代目社長の人生を考えると、やりたいことが、思うようにできない、そんな人生を過ごすことになります。

その上、創業者魂(たましい)や創業体験を、創業者から、いくら熱く語られても、2代目社長には、創業体験はできないのです。

2代目社長の気持ちを察して、「お前の好きなようにやれ!」

そんな言葉だけを語れる、創業社長は、世の中に、どれだけいるのでしょうか?

「親の心、子知らず。」という言葉がありますが、「子の心、親知らず。」にならないように、と願うばかりです。

☆2代目社長を、応援します☆

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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