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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第85話 これを知らないと、事業を継続できない!

2017年7月31日 執筆:渡邉ひとし

『「CI」と聞くけど、意味がわかりません。』

『ロゴマークをつくることが「CI」ですか?』

そういえば確かに専門家以外に説明できるひとはいないかもしれませんね。

あなたが、経営者のばあい「CI(シーアイ)」を導入しますか?

そもそも、CI(シーアイ)とは?

「CI」とはコーポレートアイデンティティの頭文字です。

まあ、直訳すれば「企業の統一」になりますが『企業イメージの統一』と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

ただ、あなたがこの言葉から解釈してしまうと……「ロゴマークを新しくすること」という誤解をするのではないか?

とすこし心配になります。

実際には『企業イメージの統一』ですから企業の「見せ方」だけではなく企業の「考え方」も関係してきます。

いわゆる「企業姿勢」のようなことも「CI(シーアイ)」には含まれてきます。

何をすれば、CI(シーアイ)なのか?

月曜日の朝からこむずかしい話しをして恐縮ですが……なるべく、わかりやすく説明をしていきます。

前職(広告業界)のときに「CI(シーアイ)」の仕事が多かった時代があります。

それは景気がとても良かった1980年代(30年ほど前)でした。

業界を問わず「CI(シーアイ)」の仕事をそれこそ、立て続けに担当しました。

『企業イメージの統一』をするためにどのような視点で取り組んだかといえば1)企業理念の統一 (Mind Identity)2)企業行動の統一 (Behavior Identity)3)視覚表現の統一 (Visual Identity)という、3つの視点でした。

ちがう言いかたをすれば1)ミッション2)ビジョン&コアバリュー3)プロモーション&エンゲージメントそして、最終目標が「ブランディング」になります。

冒頭の「ロゴマークをつくる」という段階は上記の『3)視覚表現の統一』になります。

当時も「CI(シーアイ)」の大御所であったPAOS(パオス)の中西元男さんと一緒に仕事をさせていただいたことが(誰にも言わない)自慢です。

このときに学んだことがいまの仕事(経営コンサルタント)の「原点」ではないかと思います。

つまり企業というものは「目先」や「小手先」で何とかしようなどという考え方はもってのほかであり「本気」で取り組もうとするならば数年という時間をかけて「しっかり、じっくり」とつくりあげていかなければ結局は失敗する。

それはそれまでに投入したヒト、モノ、カネなどがまったく無駄になるということです。

◉「CI(シーアイ)」の仕事◉「企業周年事業」の仕事◉「企業記念誌」の仕事など。

歴史ある企業の「第2創業(*注1)」を成功させるためにまさに骨格づくりから肉付けまで。

企業の方々と一緒に悩み一緒に考え一緒に感動できた日々がいまでも映画を見るようにハッキリと脳裏に描かれています。

ふたりの師匠(メンター)に厳しく、優しく教えていただいた「あり方」と「やり方」を重ねることでいまのコンサルティング手法が自然に、できたと思います。

*注1=第2創業既存の事業を見直すことであらたに創業するかのような取り組みをすること。

このことから何を学べるでしょうか?

企業は…短期的思考(短期目線)だけでは企業の存続や発展を実現することはできない。

経営者が…中期的・長期的思考(長期目線)をもつことで企業の存続や発展を実現することができる。

そのためには……経営者が、ミッションをもち明確なビジョンを描くことが必要不可欠になる。

ビジネスモデルをつくるには……「ミッション」と「ビジョン」が明確であることが前提になります。

「経営の軸」が曖昧(あいまい)であればビジネスモデルも曖昧になります。

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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