ブランド経営の第15講テーマは……『ブランド経営:ブランディング』です。
ブランディングとは?
毎週水曜日のブログは企業が「ブランド経営」になるための『永続型企業3ステップ構築法』についてお話しをしています。
第1ステップの「経営の軸づくり」第2ステップの「スクラップ&ビルド」というステップを終えて「アクションプランの構築と外部コミュニケーション戦略」という第3ステップについてお話ししています。
今日のテーマは第3ステップの最終回になる「ブランディング」です。
「ブランディング」とは『お客様との約束』のことです。
この言葉を聞いて意外に思った方もいるかもしれませんね。
なぜならば『ブランディング』とは「自分の会社を守ってくれるもの」と考えている方が結構多いと感じているからです。
確かに会社をブランディングすることで売上や利益は安定するので見方を変えれば「自分の会社を守ってくれるもの」と言えるかもしれません。
しかし、それは「ブランディングの成果」の一つでしかありません。
もしもあなたが経営者であれば「ブランディング」とは?
と聞かれた場合「得られる成果」ではなく「為すべき事柄」について答えてください。
なぜならば「得られる成果」を意識していると本来の「為すべき事柄」が疎かになり易いからです。
「ブランディング」とは?
あなたの会社の『お客様との約束』のことです。
ブランド経営:ブランディング
『ブランディング』というと「高級品」「高額品」のことだとあなたは決めつけていませんか?
たとえば「100円ショップと言えば……」<ダイソー>が有名ですね。
「大きく創る」という意味を込めて社名を<大創>(ダイソー)としましたが販売しているモノは「100円」の商品が大半です。
しかし創業者である矢野博丈氏が<ダイソー>の商品に対して「安物買いの銭失い」とお客様に言われたことで質にこだわった商品構成に変更しました。
売価100円よりも「仕入れ値」の方が高い商品なども店頭に並べました。
これにより「100円でも商品は良い」という<ダイソー>の評判を勝ち取ったのです。
それ以来「お客様からの信頼を裏切らない」という信条のもと「商品の品質」と「商品構成」などにこだわり続けることで2018年3月には国内は3278店舗になり海外は1992店舗にまで展開しています。
これで分かるように決して「高額な商品」のことをブランディングという訳ではありません。
まずはあなたの会社の「商品の価値」を明確に位置付けることから始めます。
そしてその「商品の価値」を商品の市場(顧客)に対して意識として根付かせる(イメージ)ことでブランディングが市場に浸透していきます。
次にその「商品の市場(顧客)」以外にもあなたの会社の「商品の価値」を意識として根付かせる(イメージ)ことであなたの会社や商品が『ブランド』になっていくのです。
これがブランディングでありあなたの商品や会社の「ブランド化」になるのです。
しかしこれでブランディングは終わりではありません。
ブランディングとはあなたの商品や会社の「ブランド化」へのプロセス(過程)のことだけでは無く市場に浸透した後もあなたの商品や会社の「ブランド」を継続的に維持していくためのアクティブ(活動)も含まれています。
そのためにはリアルとインターネットによる効果的な広告宣伝や販売促進さらには「エンゲージメント」と呼んでいる顧客とのコミュニケーションなどをブランディングというコンセプトを念頭に置きながら戦略的に展開していく必要があるのです。
とは言え「ブランディング」のことを余り難しく考えないでください。
『ブランディング』とは「〇〇と言えば、□□□□のこと」というイメージを持ってもらうこと。
たとえば『100円ショップ』と言えば『ダイソー』のこと。
いかがでしょうか?
これで、わかり易いと思います。
ぜひあなたの商品や会社のブランディングに取り組んでください。
私のお客様の会社ではそれまで新卒の採用がほとんどできなかったのですがブランディングに取り組んでからは有名国公立・私立の大学から数十人の応募が来たという実例があります。


