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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第108話 スタバのビジネスモデルは、なんですか?

2017年8月23日 執筆:渡邉ひとし

今日のテーマは『ビジネスモデルは、なんですか?』です。

あの会社のビジネスモデルは、なんですか?

「スターバックスのビジネスモデルは、なんですか?」

先日、会合の場で私に質問をしていただきました。

『やはり……サードプレイスではないでしょうか。』

そう答えると「それは、スタバのコンセプトですよね。」

「ビジネスモデルとコンセプトは、違うと思うけど……。」

質問をしていただいた方はビジネスのことに詳しい方なのでこのような専門的なお話しになりました。

おそらくその場にいた、一般の方には少し、わかりにくいお話しだったのではないかと思います。

ビジネスモデルは、論理的に構築する

一般的に「ビジネスモデル」についてわかりやすい例でいうと「複写機」があります。

会社で、複写機の契約をすると本体の価格はそれほど高くはありません。

というのも大手の複写機の会社は複写機の本体を売って利益を出すというビジネスモデルではないからです。

では、利益を何で出しているかというとそれは……「消耗品」です。

複写機の消耗品といえば「コピー用紙」と「インク」です。

つまり「複写印刷用紙」と「インクカートリッジ」を補充することで利益を稼いでいるビジネスモデルです。

名付けるとすれば「消耗品モデル」になります。

それではあなたに質問です。

このようなビジネスモデルをあらたに考えるばあいあなたであればどのように考えますか?

手当たり次第に「売り方」を考えますか?

偶然に、うまくアイデアが出ればいいですね。

私が、お客様と一緒にビジネスモデルを考えていくときに手探り状態の手当たり次第で「売り方」のアイデアを出し合うことなどは、一切しません。

なぜならば『ビジネスモデルをつくる公式』がすでに存在してるからです。

アメリカのオスターワルダー博士とピニュール博士によって考え出された『ビジネスモデル・キャンバス』を活用することで論理的にビジネスモデルをつくることができるのです。

さらに専門的な話しになりますが『ビジネスモデル・キャンバス』の9つの項目のなかに「商品(=価値創造)」という項目があります。

「商品(=価値創造)」を生みだすための公式もすでに存在しています。

それは『バリュー・プロポジション・キャンバス』と呼ばれています。

さきほどのアメリカのふたりの博士を迎えて日本のビジネスモデルの普及に貢献している一般社団法人が『ビジネスモデルイノベーション協会』であり私は、その協会からジュニアコンサルタントとして認定されています。

いかがですか?

冒頭の質問である「スタバのビジネスモデルは?」に対する答えを「ひとことで言うこと」が難しいことをわかっていただけたでしょうか?

したがって『ビジネスモデル』の項目のひとつである「顧客との関係(=選ばれる理由)」を答えたのです。

スタバの「選ばれる理由」はいまのところ「サードプレイス(*注1)」だからです。

ところで『ビジネスモデル』そのものをひとことで説明するばあい私は『儲かる仕組み』と呼んでいます。

最近ではマーケティングのことを「売れる仕組み」と呼ぶことが一般的になってきました。

『ビジネスモデル』はマーケティングの3つの項目に対してさらに6つの項目を加えて考えるのである意味、自然に「儲かる仕組み」ができるのです。

*注1=サードプレイス(第3の場所)第1の場所:家庭、自宅第2の場所:会社、学校まど第3の場所:スタバ(=憩いの場所)という意味になります。

このことから何を学べるでしょうか?

ある会社のビジネスモデルを…ひとことで言うことは多くの場合、むずかしくなる。

ビジネスモデルは……マーケティングの3つの項目に対しあらたに6つの項目を加えることでより論理的に、ビジネスを構築できる。

ビジネスモデルとは……ひとことで言うと『儲かる仕組み』である。

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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