第193話のテーマは『体質改善からのチャレンジ』です。
北海道旅行を先延ばしに
今年4月にJAL名古屋―札幌線が「就航30周年」を迎えました。
当時の制服姿の客室乗務員たちで乗客や飛行機を送すセレモニー。
妻から「いつか北海道へ」と言われながらも寒さに、人一倍弱いこともあってなかなかその気になれない自分。
テレビのニュースで見ていてもまるで他人事のように感じてしまう。
会社から強制(?)
されてハワイへふたりで旅行したときはいつも「日本へ帰りたくない」と本気で思えるほどエンジョイ。
こんな身勝手な自分をあらためて考えてみると来年の春には北海道へふたりで行こうかなと少し思いはじめています。
<日本航空>のビジネスモデル
<日本航空>が会社更生法の適用を申請して倒産したのは2010年の1月でした。
<京セラ>の代表取締役名誉会長である稲盛和夫氏が再三の要請を受けて<日本航空>の会長兼グループCEOに就任したのが翌月の2月でした。
それから7年が経過した今年4月に国土交通省の制限が解禁されました。
その制限とは◉新たな投資◉新規路線の開設◉安定した営業利益率の達成などでした。
このことにより<日本航空>の植木義晴社長はあらたな事業展開に着手しました。
2021年3月期までの「中期経営計画」を発表しましたが2021年3月期の目標は連結売上高で1兆5千億円で2017年3月期比でいうと16%増にあたります。
営業利益は6%増の1800億円を目指しています。
とくに重点を置くのが東南アジアと北米の乗り継ぎ需要。
これから海外で就航する都市や便数を増やしていく国際線を柱とした拡大路線を考えています。
今年9月に日本の航空会社としては初の「成田―メルボルン線」が就航しました。
つづけて「成田―ハワイ・コナ線」もあらたに就航させています。
さらに来年の2018年3月から<ハワイアン航空>と共同運航しそれ以上に他の事業でも包括的に提携していくようです。
この提携は<ハワイアン航空>からの申し入れで始まったそうですが<日本航空>にとってもハワイとの路線は重要なため日本の各地の空港からハワイと結ぶ路線が増えそうです。
その一方で、今月11月には外国人観光客を呼び込むためにアメリカの旅行口コミサイトの大手である<トリップアドバイザー>と日本への旅行を促すための魅力紹介の専用サイトを開設しました。
ここでは日本の人気都市だけではなくそれ以外の地方都市の紹介もしてあらたな観光需要も生み出そうとしています。
そのためにも予約・発券・チェックイン処理などの業務を円滑にするため50年間も運用してきたIBM製の情報システムを一新してスペインの<アマデウス>のクラウドサービスへ移行させました。
この経費は800億円を超えたようですが直近の2017年4~9月期の営業利益は前年同期比8%増で2018年3月期決算予想も営業利益は1530億円の見込みです。
それだけではありません。
今年10月には<SBIホールディングス>と組んで金融事業に参入しています。
共同事業会社などを設立してプリペイドカードを発行します。
キャッシュレスで買い物ができてスマホで両替できるようにします。
これは『航空事業以外にも事業領域を広げてあらたな収益源をつくる』という<日本航空>の植木義晴社長が打つ戦略の一環です。
今年6月にはデジタルイノベーション推進部を新設。
「あらたな顧客価値の創造を目指す」という考えを話していて社内業務やビジネスモデルを変革する役割も持たせています。
さらには海外のスタートアップ企業に社員を短期派遣する取り組みを始め来年も30名程度の社員派遣を計画しています。
新たなビジネスを立ち上げるときの中核メンバーを育てているのです。
従来の航空事業のビジネスモデルをどのようなビジネスモデルにこれから変えていくのか?
解禁された<日本航空>の新たなチャレンジが始まっています。
(ブログ投稿:土日祝日を除く平日)
このことから何を学べるでしょうか?
成長する企業は……本業以外の事業につねに取り組んでいる。
それは時代や社会の変化に対応するための手段である。
◉Amebaブログ:◉Ameba0wnd:◉Facebook:◉Facebook頁:ミッション:会社の目的ビジョン :会社の目標バリュー :会社の行動指針
◉理想のお客様◉協力者◉主要活動◉選ばれる理由◉収益 ◉チャネル◉提供する価値◉コスト◉経営資源
現象をみるのではなく本質をみることでなすべきことが理解できる
今日という日は未来のスタート地点である*注1 仮想現実:(VR= virtual reality)感覚を刺激することで現実のように知覚させる技術。
*注2 ストックオプション:「株式購入権」あらかじめ決められた価格で


