先日、面談中の経営者の方に、「社長は、本当に孤独ですね。」と言葉を投げかけました。
その方は、3代目の社長さんですが…。
社長が孤独であるのは、2代目社長に限らず、創業者も、3代目も、4代目も、ほとんど差が無いと思います。
これは、組織のトップである、会社の社長になってみないと、実感として、解らないことです。
なぜ?
孤独になるのかと言うと、社内の誰にも、相談できないからです。
つまり、社員と社長の、立場の違いがあることで、何でもかんでも、社員と、相談することができないのです。
さらに、社員と社長の悩み事も、かなり違います。
当然と言えば、当然ですが、そういったことの違いもあるので、社内で相談できることが、極端に少なくなるのです。
たとえば、社員の立場で言うと…、
- これから、どうすればいいと思う?
- これは、どちらに決めたらいいと思う?
- どう言えば、思うように動いてくれるのかな?
など、社長が決めるべきことや、社長がアイデアを出すべきことを、いちいち、あなたに、質問されたら、社員であるあなたは、一体、どう思いますか?
この社長で、この会社の経営は、本当に大丈夫なんだろうか?
そう思いますよね。
それぞれの社員に、その「立場」と「役割」があるように、社長には、社長の、「立場」と「役割」があります。
だから、社長は、「孤独」にならざるを得ないのです。
もちろん社長にも、社外では、社長同士のお付き合いがあります。
社長という同じ立場であれば、お互いに分かり合えるのだから、そこで孤独を埋められそうに見えますが、実際には、そういう訳には行きません。
幼友達で、腹を割って話せる仲、というような、余程、特殊な関係性がない限り、いかに、社長同士と言えども、自社の経営の問題を相談することなど、まず、あり得ないことです。
例えば、自分の家族のことで、頭を悩ませる問題を、いくら親しい間柄であったとしても、そう、容易(たやす)く話しませんよね。
話したいと思っても、外部の人には話せない、ということが普通のことだと思います。
昔、スピリチュアル系のテレビ番組が、結構、話題になり、流行った時がありました。
その頃、テレビに引っ張りだこで、超有名な占い師の方が、こんなことを言っていました。
- かなり大手の会社の社長たちが、何か、大きな決断をしなければならないことがあると、どうすれば良いか? 私のところへ相談に来る。
- 高台から、街並みを一望した時に、多くのビルの屋上に、(稲荷)神社があることに、きっと驚きますよ。
社長は本当に孤独だ、という証拠?
ある意味、ここが、社長の「心のスキマ」かもしれません。
それでは、どうすればいいでしょうか?
孤独を埋めるために、何かに、のめり込みますか?
- ビールやウィスキーの、がぶ飲み?
- マニアックな趣味、に没頭?
- 手当たり次第に、恋をする?
たしかに、いっとき忘れさせてくれるという意味では、結構、救われることもあると思います。
しかし、そもそも、孤独の原因は、「立場と役割の違い」です。
つまり、他ごとに没頭しても、会社に出社すれば、状況は変わらないのです。
社長だから「孤独」なのか?
孤独に立ち向かうから、「社長」が務まるのか?
いずれにしても、誰も、助けてくれないのです。
助けてもらえないのに、他ごとに、時間とお金をつぎ込んでも…、一体、どうなるのでしょうか?
やはり…解決しませんよね。
誰も助けてくれなければ、自分で解決するしかありません。
創業者も、3代目社長も、4代目社長も、孤独ですから、2代目社長のあなたも…孤独に向き合って、経営者として成長して行くしかありません。
孤独と向き合う覚悟をするしかないのです!
「当たり前のこと」をする。
これしかありません。
経営の本質、経営の王道。
経営に「近道」はありません。
経営の本質を見つめ、経営の王道を歩んで行きましょう!
そのためには、良き相談相手を見つけることが、もっとも、重要になります。
☆2代目社長を、応援します☆


