第273話のテーマは『新たなサービスを生み出す能力』です。
(ブログ=月水金の平日投稿です)
美味しく飲めるコーヒーの種類
それほどコーヒー通ではないのにソリュブルコーヒーの銘柄を選びます。
その銘柄をいうと『ネスカフェPresident』ですがそれ以外のインスタントコーヒーが飲みにくくなっています。
同じネスカフェでも他の銘柄はほとんど飲みたいと思いません。
妻が貰ってきたという他社のソリュブルコーヒーはとてもコーヒーの味とは思えず蜂蜜をたっぷりと入れてコーヒー以外の飲み物にして飲みました。
これは頭で考えているわけではなく理屈抜きでコーヒーとして受け付けないということでしかありません。
『ネスカフェPresident』であればいつものようにブラックで美味しく飲むことができます。
<ネスレ日本>のビジネスモデル
<ネスレ日本>の歴史は古く……1913年に<ネスレ・アングロ・スイス煉乳会社>が横浜に日本支店を開設したのが始まりです。
2015年12月から有料の健康支援サービスである「ネスレウェルネスクラブ」を開始しました。
スマートフォンで毎回の食事の写真をセンターに送付すると1日に1回専門家からのアドバイスが届きその人に不足している栄養を補うための飲料が毎月届きます。
その人の食生活の状況が変われば毎月届く栄養の成分も変わります。
ネスレ ウェルネスクラブは……◉食事◉運動◉脳の三つの観点から健康づくりを支援します。
「食事」の観点では専門家からのアドバイスを受けた上でその人向けの栄養飲料を受け取れます。
「運動」の観点ではスマホアプリやWebサイトに歩数・体重・体脂肪率を記録できます。
計測に必要な「体組成計」とリストバンド型の「活動量計」はネスレから無償提供されます。
「脳」の観点では米研究機関Posit Scienceが開発した脳のトレーニング「ブレインHQ」をスマホやWebサイトで使用できます。
半年に1回の血液検査もサービスに含まれていますが食品メーカーのサービスとしては大変に珍しいことだといえます。
2016年4月に<味の素>から高齢者向けの濃厚流動食の事業の取得しました。
アミノ酸技術を生かした高機能商品を手に入れることで医療機関や介護施設向けの販売を拡充します。
鼻や胃にチューブを通して摂取する濃厚流動食の2ブランドの取得と経口補水液などの栄養補助食品の医療機関向けの販売も始めました。
2016年10月から<スカイマーク>と機内サービスで提携し「また乗りたくなる空の旅プロジェクト」でキットカットを就航全路線でネスカフェを一部路線で無料配布しました。
これは<スカイマーク>が<ネスレ日本>のマーケティングノウハウを活用してブランドの価値を向上させる狙いです。
同じく10月よりBluetoothを搭載したコーヒーマシンの「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ i 」という新モデルを発売しました。
無料の専用アプリ「ネスカフェ アプリ」でコーヒーの濃さや泡立ちなどをアレンジしたオリジナルレシピをいつでもどこでも好みに合ったコーヒーが飲めます。
友達リストに登録した他のユーザーがいつどのような気分でコーヒーを飲んでいるかをリアルタイムで知ることができるだけでなく遠隔地の家族の見守りなどに活用できます。
2016年11月には京都府と宇治抹茶の普及に向けて連携協定を結んだと発表しました。
<ネスレ日本>が販売する専用カプセルで作った宇治抹茶やチョコレート菓子「キットカット」の抹茶味商品を提供します。
2017年7月にキットカットの国内工場新設を26年ぶりで兵庫県姫路市で稼働しました。
高級タイプシリーズの主要7品であるキットカット ショコラトリーを製造します。
ショコラトリーは百貨店内の7店とネット通販で販売していますが将来の海外輸出も想定して増産します。
2017年9月に「キットカット」の高級タイプの専門店をアジアで展開すると発表しました。
10月に韓国で1号店を出したあと数年内に中国や東南アジアに出店します。
同じく9月から栄養補助食品事業で一般消費者向け市場にドリンク型の4商品で本格参入しました。
アクティブシニアが増えているため日常的に摂取できる栄養剤の需要が高くなっていると考えています。
2017年10月に<ファンケル>と抹茶が手軽に飲める「ネスレ ウェルネス アンバサダー」向けの専用カプセルの共同開発を発表しました。
サプリメントに使う成分を配合した抹茶やラテなどの飲料を<ファンケル>が専用サイトで販売して健康意識の高い消費者に売り込みます。
この延長として2018年5月から肌や睡眠状態などの総合的な生活習慣を診断するサービスを始めました。
将来は血液検査やDNA検査も導入していく考えです。
2017年10月からコーヒーとグラノーラを組み合わせて食べる朝食の提案を<カルビー>と始めました。
朝の忙しい時間帯でも手軽に味わえる新たな食べ方としての利用を提案しました。
2018年3月にはお茶専門店として全国160店舗以上を展開する<ルピシア>とお茶抽出機の「スペシャル.T」を活用して手軽に紅茶が飲めるサービスを始めました。
<ルピシア>は紅茶だけでなくウーロン茶や日本茶やフレーバーティーなどを自社工場で製造しています。
このように<ネスレ日本>は自社での商品開発だけではなく他社との共同開発に積極的に取り組んでいます。
高岡浩三社長は『製造業からサービス業へ』『最新デジタル技術を使ってサービスを向上させる』と宣言しています。
製造業からサービス業への転換を目指している<ネスレ日本>は常に斬新なサービスの提供を生み出す人材の能力開発が求められています。
(次回ブログ=5月30日水曜投稿です)


