今日のテーマは『今までの延長線上に明日はない』です。
趣味のファッションを、ネットで購入
最近は、リアル店舗で服などのファッションを買うことが少なくなりました。
ほとんどの購入がネットになっています。
なかでも利用することが多いファッションサイトは「ZOZOTOWN」。
この「ZOZOTOWN」で購入しはじめたころはサイズ違いなどで「返品」を繰り返していましたがそのうちにメーカーの「サイズ表示」と自分の「注文サイズ」が合ってきたので「ZOZOTOWN」での購入の頻度がどんどんと高くなっています。
前職のサラリーマン時代には名古屋・栄に会社があったのでアパレルショップやセレクトショップが多く点在していて
- SHIPS
- BEAMS
- EDIFICE
- UNITED ARROWS
- TOMORROWLAND
- JOURNAL STANDARD
- MACKINTOSH PHILOSOPHY
などのショップへ よく立ち寄りました。
見えないところで企業は進化の努力を続ける
8年前に独立してから大垣の自宅近くにオフィスを構えたので名古屋へ行く機会があるときにショップへ立ち寄るぐらい。
とはいえ趣味は「ファッション」ぐらいなのでやはり購入したくなります。
そんなときに利用するのがファッションサイト「ZOZOTOWN」です。
「ZOZOTOWN」は<スタートトゥデイ>が運営するサイト。
1995年に創業者の前澤友作氏が音楽CDなどの通販を始めて1998年に<スタートトゥデイ>を設立。
2004年に「ZOZOTOWN」を開設してアパレル販売をしたころから順調に事業が成長していき2007年に東証マザーズに上場。
現在ではアパレルでトップに立つ<オンワードホールディングス>の売上高と同等レベルまで成長しています。
利益でみると<三越伊勢丹ホールディングス>の百貨店を抜いたようです。
仕事中にパソコンでインターネットを見ていると自分の購入履歴に関係した商品が画面の周辺に出てきますが「ZOZOTOWN」ではなく<Amazon>での購入を促してきます。
しかし今のところ、<Amazon>でファッションの購入はしないと思います。
なにかイメージが違うような気がして……しかし、この先はわかりません。
なぜならばすでに<Amazon>はアメリカで最大規模の衣料品販売会社になったからです。
日本で3月に開催された「東京コレクション」のスポンサーにも<Amazon>はなっています。
その意味では<スタートトゥデイ>も将来性のある事業に取り組む必要が出てきています。
古着の仲介をする「ゾゾフリマ」も最大手の<メルカリ>には勝てず6月に終了しました。
さらに「ZOZOTOWN」で販売するメーカーやセレクトショップなどが最近では自前の販売サイトを徐々に充実させてきています。
私も今年の夏には「ZOZOTOWN」と「ショップサイト」の販売価格などを見比べて自分にとって「得になるサイト」で購入をしていました。
当然ですが<スタートトゥデイ>もその危機意識は高いようであらたな取り組みをしています。
ひとつは『海外ブランドの出店促進』です。
今年になってから<ジョルジオ・アルマーニ>などの有名な海外ブランドを相次いで「出店」させています。
ふたつめは『すぐれたIT人材の確保』です。
すでにIT人材を40%増員する計画でその年収も最大2000万円まで引き上げています。
この傾向はアパレルメーカーやショップも同様の動きをしていて業界あげてのIT人材の争奪戦模様になっています。
つまり業界全体が通販事業へシフトしていることになります。
みっつ目は『プライベートブランドの発売』です。
これが実現すれば<ユニクロ>と同じビジネスモデルになります。
いわゆるSPA(*注1)の業態になるということです。
しかしこれには大きなリスクが伴うことになります。
なぜならば「ZOZOTOWN」に出店しているメーカーやショップと競合するからです。
いままでお話ししたように「本業」を継続するためには今までの事業の延長戦ではなくあらたな取り組みをしていかなくてはなりません。
時代が変化しているのにあなたの会社が今までの状態のままで成長していけるはずはないのです。
*注1=SPA「製造小売り」と言われる。
企画から製造・販売までを一貫して手掛けるビジネスモデル。
このことから何を学べるでしょうか?
企業は……他社の動向を見ながら自社を優位にさせる手法や取り組みをする必要がある。
企業は……時代が変化していることに合わせ自社を進化させていくことが本業を継続する唯一の方法になる。


