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ブログ / ビジネスモデルの企業事例

第89話 お金に生きるか、目的に生きるか!

2017年8月4日 執筆:渡邉ひとし

食べなければ、生きていけない。

お金を稼がなければ、生きることが難しい。

今日のテーマは『会社にとっての目的とは』です。

犯罪者でさえも目的を求めた

先日は、久しぶりにWOWOWから録画してあった映画を観ました。

題名(*注1)は、いつものようにすっかり忘れてしまいましたがアメリカへ家族で移民して貧しい暮らしをしているなかで息子のアレックスは母親のパソコンで遊ぶようになりやがてネットでお金を稼げることを知りました。

ひそかに大学へ進学するために貯金をしていましたが母親が働いていた銀行をクビになり住宅ローンが支払えなくなります。

そこで、アレックスは貯めていた貯金をすべて母親に渡してしまいます。

それからのアレックスはネットの闇ビジネスに手を出しはじめてつぎつぎに大金を手にするようになりますがそこで呟(つぶや)いたセリフが「ぼくたちは目的もなしに大金を稼いでいるけど……。」

企業にとっての目的はなにか

闇ビジネスで大金を稼いでいるハッカーでさえ自分たちの目的を求めるとは。

やはり「お金が最終目的」では虚しくなりますね。

お金は「目的」ではなく目的達成のための「手段」である。

この言葉はよく聞く、決まり文句ですがときとして忘れてしまう人が案外と多いようです。

たとえば、会社の目的を「社員の幸せのためにどんどん儲けよう!」にしたとするとやはりその会社の社員も先ほどの映画のようになぜか?

達成感が、もの足りなくなってやがて会社を去っていくことになります。

あなたも何度も聞いたことがあるマズローの「欲求5段階説」。

  • 第1階層「生理的欲求」
  • 第2階層「安全欲求」
  • 第3階層「社会的欲求」
  • 第4階層「尊厳欲求」
  • 第5階層「自己実現欲求」

しかし、マズローは晩年に5段階の上にもう1段階あると発表しました。

それが

  • 第6階層「自己超越欲求」になります。

これは目的達成だけを真に求めていく欲求で「目的達成のための課題に真剣に取り組んでいる」という状態を示しています。

第4階層〜第6階層までが高次元の欲求と呼ばれますがまさに企業にとっては「ミッション」と「ビジョン」がこの『高次元の欲求』になります。

*注1=映画の題名あとから調べました。

『持たざるものが全てを奪うHacker』

このことから何を学べるでしょうか?

会社は…目的を明確にしなければ優秀な社員を採用することがむずかしくなる。

会社は…お金が目的になった段階で優秀な社員が会社を去っていく。

会社にとって……「ミッション」と「ビジョン」は事業継続のために必要不可欠である。

渡邉ひとし
渡邉 ひとし株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役/持続型経営コンサルタント

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