まじめに働けば、それでいいですか?
じぶんの仕事に集中すれば、いいですか?
今日のテーマは『3つのタイプの社員』です。
会社という組織をみてみると
いまから振り返ると前職のサラリーマン時代に「まじめ」だけが取り柄の男が勤続年数をかさねることですこしずつ昇格していきました。
それなりに悩みや苦労もありましたがさほど大きなトラブルもなく高度成長社会という当時の時代背景も手伝ってまじめに頑張っていれば徐々に、徐々に上の役職を与えてもらえる。
そんな良き時代をサラリーマンとして過ごしていました。
そして30歳代のなかばになったころ会社の組織についてすこし考えるようになりました。
会社には、3つのタイプが存在する
すると、社内にはいろいろなタイプのひとがいてそのひとたちが集まることで会社が成り立っていることに気がつきました。
そう話すと、あなたから「ずいぶんと気づくのが遅いじゃないか!」と言われそうですが営業として入社してから毎日、ただひたすらお客様のところへ行き仕事を受注して会社へ戻る。
この繰り返しをしていたので社内をあらためて見るということがほとんどなかったのです。
言い訳はさておきあらためて社内を見るとおおきく3つのタイプに別れているように思えました。
ひとつ目は、『いい人』です。
仕事はあまりできないけれど…いい人です。
もちろん仕事ができても、いい人はいます。
ふたつ目は、『できる人』です。
できる営業担当者、できる管理者、できる製造担当者、できる取締役…ある一面会社の売り上げに貢献できる人です。
みっつ目は、『わかる人』です。
このタイプの人が存在していると会社はいい方向へ進んでいきます。
しかし、残念なことにこのタイプの人を見つけることがほんとうに難しいのです。
なぜなら会社内に存在していないという可能性も高いからです。
おそらく江戸時代で例えれば商家の「大番頭」になれる存在です。
社長である「主人」がかりに仕事熱心でなくても「大番頭」がその店をうまく仕切っていく。
つまり「わかる人」を見つけるポイントは
- ものごとの道理がわかっている
- ひとの痛みや苦しみもわかっている
- どうやれば仕事がうまく運ぶかもわかっている
- なによりも、自分の立ち位置をわかっている
こんなイメージの人があなたの会社に存在すればあなたは、経営者として最高に恵まれていると思ってください。
まちがっても「けむたい存在」とか「寝首をかかれる」などという自分勝手な妄想はやめてまさに、『三国志』で三顧の礼(*注1)で迎えた諸葛孔明を劉備玄徳が重用(ちょうよう)したように「会社の宝」として大事にしてください。
*注1=三顧の礼(さんこのれい)劉備が諸葛孔明を迎えるために礼を尽くして三度も訪ねたという故事
このことから何を学べるでしょうか?
会社には…タイプの違う社員がそれぞれの思いを持ちながらまいにち働いている。
会社にとって…どのようなタイプにどのような場所で働いてもらうかを考えることが重要である。
適材適所とは……会社の部署である「ヨコ軸」と会社の職階である「タテ軸」という視点から人員配置を考えることである。


