【AI 経営の実践ガイド】

第1話【AI 経営の実践ガイド】
いつもお読みいただき有難うございます。
組織変革コンサルタント
(社員の意識と行動が変わる)
経営戦略コンサルタント
(社長の夢を実現する伴走者)
の渡邉ひとしです。
中小企業の経営者の多くが
AI導入に関心を持ちながらも
踏み切れずにいます。
「難しそう」
「費用が高い」
「若い人でないと使えない」
といった先入観が原因です。
しかし実際には
経験豊富な経営者こそAIを
最大限活用できるポジションにあります。
なぜならAIは
データ処理や分析に優れていますが
その結果に意味を与え
適切な判断を下すのは
現場を知り尽くした
経営者にしかできないからです。
今回は
ミドルシニア世代の経営者が
なぜAIを導入すべきなのか
そして長年培った勘と経験を
AIと組み合わせて競争優位を築く
具体的な方法を解説します。
*写真はイメージです
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なぜ今
ミドルシニア経営者こそAIが必要なのか
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1)従来の成功パターンが
通用しない時代の到来
現在のビジネス環境は
これまでの経験則だけでは
対応が困難になっています。
・顧客ニーズの多様化
・市場変化のスピード化
・価格競争の激化
など従来の手法では
追いつかない課題が山積みです。
しかしだからといって
経験を捨てる必要はありません。
むしろ長年の経営経験を
AIのデータ分析と組み合わせれば
これまで以上に
精度の高い判断が可能になります。
AIは過去のデータから傾向を読み取り
予測を立てるのが得意です。
一方
経営者は市場の空気感や顧客の心理
業界の慣習など
データでは表現できない要素を
理解しています。
この両方を掛け合わせれば
競合他社では真似できない
独自の戦略が生まれます。
製造業を営む60歳代の社長は
30年以上の経験に基づいて
原材料の発注タイミングを決めていました。
しかし
近年の価格変動が激しくなり
従来の勘だけでは対応が
困難になってきました。
そこでAIによる価格予測データと
自身の業界知識を組み合わせて
発注戦略を見直した結果
調達コストを15%削減できました。
2)人材不足を補う
戦略的パートナーとしてのAI
中小企業では限られた人材で
さまざまな業務をこなす必要があります。
AIを導入すれば
・データ分析
・資料作成
・顧客対応
などの時間のかかる作業を効率化し
経営者や従業員が
より付加価値の高い業務に
集中できるようになります。
またAIは24時間稼働可能で
疲れることもありません。
これまで深夜や休日に対応できなかった
顧客サービスや大量のデータ処理など
人間では限界のある領域をカバーできます。
重要なのは
AIを単なる作業効率化ツールではなく
経営判断をサポートする
戦略的パートナーとして位置づける決断です。
定型的な業務はAIに任せ
経営者は創造的な思考や重要な意思決定に
時間を使えるようになります。
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経験とAIを組み合わせた実践的活用法
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1)意思決定スピードの向上と精度アップ
ビジネスにおいてタイミングを逃すのは
大きな機会損失につながります。
しかし
データ不足や分析に時間がかかるため
適切な判断を
下せずにいるケースも多いでしょう。
AIを活用すれば
大量のデータを短時間で分析し
経営者の直感を裏付ける材料を
迅速に提供できます。
これにより確信を持って
素早い意思決定を行えるようになります。
またAI は感情に左右されず
客観的な分析を行うため
経営者の主観的な判断を
補完する役割も果たします。
長年の経験から得た直感に
AIの客観的データを組み合わせれば
より確度の高い戦略を立てられます。
サービス業を展開する
50歳代の経営者は
営業資料の作成や
広告制作を外注していましたが
コストの高さと時間の長さが課題でした。
AIツールを導入して
営業提案書のテンプレート作成や
顧客分析を自動化したところ
制作時間を70%短縮し
提案の成約率も20%向上できました。
2)後継者への技術的資産の継承
AI導入のもう一つの重要な意義は
後継者への技術的遺産の継承です。
従来の経営では経営者の勘や経験は
属人的で継承が困難でした。
しかしAIシステムに蓄積された
データや分析ノウハウは
組織の資産として次世代に引き継げます。
ミドルシニアの経営者がAIを学び
システムを整備すれば
後継者は従来の経験知と
最新の技術の両方を
受け継げるようになります。
これは競合他社では真似できない
独自の競争優位性となります。
またAI導入プロセス自体が
組織の学習能力を高め
変化に対する適応力を強化します。
これにより
将来の環境変化にも柔軟に対応できる
組織体制を構築できます。
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今日のまとめ
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AIは決して
若い世代だけのツールではありません。
むしろ長年の経験を積んだ経営者こそが
AIの真の価値を引き出せる
ポジションにあります。
重要なのは
AIに全てを委ねるのではなく
データ処理と分析はAIに任せ
最終的な判断と戦略立案は
経営者が行うという
適切な役割分担です。
従来の勘だけでは限界があり
AIだけに依存しても
方向性を見誤る可能性があります。
経験豊富な経営者の洞察力と
AIのデータ処理能力を組み合わせれば
これまでにない精度の高い
経営判断が可能になります。
まずは小さな領域から導入を始め
効果を検証しながら
段階的に活用範囲を広げていく
ステップの進め方をお勧めします。
競合他社との差別化が求められる現在
AIという新しい武器を手に入れれば
あなたの会社の競争優位性を
さらに高められるでしょう。
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次回の予告
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*次回の発行は
9月9日火曜日の予定です。
次回は…
『第2話
AI導入で失敗する経営者の3つの共通点」
について完璧主義の罠や
一気に変えようとする危険性について
実際の失敗体験から学ぶ教訓を解説します。
様々な組織変革アプローチの特徴と
適用場面について詳しく解説します。
AI活用についてのご相談や
組織変革に関するお悩みがございましたら
お気軽にお問い合わせください。
*無料相談のご案内
株式会社未来デザインカンパニー
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ぜひ同世代の経営者仲間にも
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一人でも多くの方にAI活用の第一歩を
踏み出していただければ幸いです。
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あとがき
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昨年より使い始めたAI ですが
その更新の速さは目を見張るばかりです。
chatGPTも大学修士レベルから
大学博士号レベルにまで
アップデートしています。
御多分に洩れず
chatGPTから使い始めました。
今では以下の8つが身近なツールです。
・Gemini
・chatGPT
・Claude
・Perplexity
・Canva
・DiagramGPT
・Notebook LM
・Genspark
インターネットが普及し始めたときの
デジャブのようです。
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一般社団法人 空き家再生機構 /理事
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<令和2年度迄>
中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師
<令和元年度迄>
愛知産業大学 経営学部経営学科
造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師
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<著書>
『ビジネスモデル虎の巻!』
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