【ミドルシニア世代の智慧】
第36話【ミドルシニア世代の智慧】
テレワーク導入で社内がギスギスする
本当の理由(組織の人間関係)
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不公平感で
人間関係が崩れる前に整える3つの基準
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いつもお読みいただき有難うございます。
経営戦略コンサルタント
組織変革コンサルタント
の渡邉ひとしです。
テレワークを始めたら
なぜか社内の雰囲気が悪くなった。
この問題で悩む経営者は少なくありません。
解決策は
誰が何をしているか見える仕組みと
みんなが納得できる
評価の仕組みを作る取り組みです。
制度を作るだけでなく日々の運用方法を
具体的に決める必要があります。
なぜこの方法が効果的なのでしょうか。
社員の不満は
働き方の違いそのものではなく
「あの人だけ楽をしている」
という誤解から生まれるからです。
お互いの仕事が見えれば
誤解は解消されます。
今回はテレワーク導入後に起きる
社内対立の原因を明らかにし
明日から使える
具体的な対策を3つ紹介します。
*写真はイメージです
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在宅組と出社組の対立が起きる本当の理由
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テレワークを導入すると
なぜ社内で対立が生まれるのでしょうか。
その答えは単純です。
お互いの仕事が見えなくなるからです。
まず問題になるのが評価の不公平感です。
出社している人からすれば
在宅の人が何をしているか分かりません。
逆に在宅の人は
深夜まで自宅で仕事をしていても
それが評価されないと感じています。
お互いに
「自分だけが頑張っている」
と思い込んでしまうのです。
次に仕事の押し付け合いが起きます。
来客対応や荷物の受け取りは当然ですが
出社している人しかできません。
電話も出社組が取る場合が多くなります。
こうした細かい仕事が積み重なると
「雑用係にされている」
と出社組は感じ始めます。
さらに深刻なのは情報格差です。
出社組同士の立ち話で重要な事柄が決まり
在宅組は後から聞かされる。
逆に
在宅組だけのオンライン会議で
方針が決まるケースもあります。
情報を持つ側と
持たない側に分かれると
チームワークは崩壊します。
商社のA社で起きた事例です。
営業部は週4日在宅
経理部は週5日出社
という運用を始めました。
2か月後
経理部の若手社員が突然退職しました。
理由を聞くと
毎日30件以上の電話を取り
来客対応も
1人で担当していたそうです。
営業部は
売上が20%上がったと喜んでいましたが
その裏で経理部が
限界まで追い込まれていました。
この会社では急いで
電話当番制を導入し
来客対応も輪番制にしました。
さらに電話を5件取るごとに
500円の手当を支給するようにしました。
半年後
経理部の残業時間は40%減少し
退職者も出なくなりました。
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不満を解消する3つの仕組みづくり
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ではどうすれば
社内の対立を防げるのでしょうか。
感情的な話し合いではなく
仕組みで解決する方法を3つ紹介します。
1つ目は
仕事の内容を全員で共有する仕組みです。
毎週金曜日の夕方に全員が
今週やった仕事を3つと
来週やる予定を2つを
メールかチャットで報告します。
長文は不要です。
箇条書きで構いません。
大切なのは
誰が何をしているかを全員が知る環境です。
2つ目は
見えない仕事に報いる仕組みです。
・電話対応
・来客対応
・荷物の受け取り
など
誰かがやらなければならない仕事を
リストアップします。
そして
これらの仕事を月何回やったか記録し
一定回数を超えたら手当を出すか
代休を与えます。
ありがとうの言葉だけでは
限界があります。
3つ目は
決まった内容を必ず記録する仕組みです。
廊下での立ち話でも
何か決まったら必ずメモを残し
全員が見られる場所に保存します。
言った 言わないの争いほど
不毛なものはありません。
決定事項は必ず文字にする。
これを徹底するだけで
多くのトラブルを防げます。
設計事務所B社の事例です。
CAD担当者は在宅可能でしたが
模型製作担当は出社が必須でした。
不満が高まったため
全業務を洗い出しました。
その結果
模型担当者は月60時間も
片付けや掃除をしていた
事実が判明しました。
そこで
片付け1時間につき1ポイント
10ポイントで半日休暇という
制度を作りました。
同時に
CAD担当者も週1回は出社して
片付けを手伝うルールにしました。
さらに週次報告会を始め
各自の仕事内容を
5分で発表するようにしました。
3か月後
不公平だという声はなくなり
お互いを認め合う雰囲気が生まれました。
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今日のまとめ
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テレワークなど多様な働き方は
正しく運用すれば会社の力を高めます。
しかし
準備不足のまま導入すると
社内の人間関係を壊してしまいます。
今回は
対立が起きる原因を3つ指摘しました。
・評価の不公平感
・仕事の押し付け合い
・情報格差
この3つです。
そして
これらを解決する仕組みを提案しました。
・仕事内容の共有
・見えない仕事への報酬
・決定事項の記録
大切なのは完璧な制度を
作るところにあるのではありません。
問題が起きたら
すぐに修正する柔軟さです。
社員の声を聞き
少しずつ改善を重ねていけば
必ず良い方向に向かいます。
テレワークは目的ではなく手段です。
本当の目的は
社員が力を発揮できる
環境づくりだと忘れないでください。
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*次回発行は
12月24日水曜日の予定です。
次回は第37話(マーケティング)
『顧客データ分析の基礎と実践
経験則との組み合わせ』
次回もどうぞ宜しくお願いいたします。
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<令和2年度迄>
中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師
<令和元年度迄>
愛知産業大学 経営学部経営学科
造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師
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<著書>
『ビジネスモデル虎の巻!』 (2019年)
『自分軸のキャリアデザイン~
AI時代を生き抜く「人生のVSOP」戦略』
(2026年1月)
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