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【ミドルシニア世代の智慧】

第8話

「世代間コミュニケーションの促進:

 相互理解を深めるためのヒント」

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

経営戦略コンサルタント

の渡邉ひとしです。

  

管理職として

部下のマネジメントに携わる中で

 

20代の新入社員と

50代のベテラン社員の間に立つ

難しさを痛感している方は多いでしょう。

 

「ゆとり世代は根性がない」

「Z世代は仕事への価値観が違いすぎる」

といった声を聞く一方で

 

「昭和的な考え方は時代遅れ」という

若手からの反発も感じているはずです。

 

こうした世代間の認識のズレは

単なる価値観の違いを超えて

 

実際の業務効率や組織の生産性に

直接的な影響を与えています。

 

理想的な相互理解を唱えるだけでは

解決しない現実的な課題として

どのような対処法が有効でしょうか。

 

今日は

職場の世代間コミュニケーションの

課題を現実的に分析し

 

管理職が実践できる理想論ではなく

実務で使える手法を解説します。

 

===============================

世代間ギャップの構造的要因と実態

=============================== 

 

その1)

働き方に対する根本的価値観の相違

 

職場で最も顕著に現れる世代間ギャップは

働き方に対する価値観の相違です。

 

バブル経済を経験した世代にとって

長時間労働や接待文化は当然のものとして

受け入れられてきました。

 

しかし終身雇用制度の崩壊を

目の当たりにしてきた若い世代は

 

会社への献身よりも

ワークライフバランスや

個人のキャリア形成を

重視する傾向にあります。

 

その一例として

残業に対する認識の違いが挙げられます。

 

50代の管理職が

「残業は仕事への責任感の表れ」

と捉える一方で

 

20代の部下は

「効率が悪い働き方の結果」

と解釈します。

 

この認識の違いは評価制度や

昇進の判断基準にも影響を与え

 

組織内での不公平感を生む

原因となっています。

 

その2)

コミュニケーション手段の世代格差

 

情報伝達の方法についても

世代間で大きな違いが存在します。

 

電話や対面での報告を

重視する上司世代に対し

 

若手社員はメールや

チャットツールでのやり取りを好みます。

 

この違いは単なる好みの問題ではなく

情報の密度や緊急度の認識にも

関わってきます。

 

急ぎの案件について若手社員が

チャットで簡潔に報告したところ

 

上司は重要な件なのに

軽く扱われていると感じ

 

一方で若手は

迅速に報告したのに評価されないと

不満を抱くケースが発生しています。

 

===============================

実践的な世代間コミュニケーション改善策

=============================== 

 

その1)

期待値の明文化と相互開示

 

世代間コミュニケーションの改善で

最も効果的なのは

お互いの期待値を明文化することです。

 

相互理解という曖昧な概念ではなく

具体的な業務プロセスや報告について

 

各世代の期待を明文化し

チーム内で共有する仕組みを構築します。

 

例えばプロジェクトの進捗報告は

「何を、いつ、どの手段で報告するか」

を明確に定義します。

 

毎週の対面報告は必須とし

日常的な進捗はチャットで共有する

といった具体的なルールを設けることで

 

世代間の認識のズレを

最小限に抑えることができます。

 

その2)

成果評価基準の世代別調整

 

世代によって重視する

成果の指標が異なることを前提に

 

評価制度にも

柔軟性を持たせる必要があります。

 

プロセス重視の評価と

結果重視の評価を組み合わせ

 

各世代が納得できる評価軸を

複数用意することで

不公平感を軽減できます。

 

例えば営業チームでは

売上目標の達成度と同時に

 

顧客満足度や新規開拓プロセスの

改善提案も評価対象に含めます。

 

ベテラン社員の経験値と

若手社員の革新性を

 

評価する仕組みを構築することで

世代を超えた協力体制を促進します。

 

===============================

まとめ

=============================== 

 

世代間コミュニケーションの改善は

理想的な相互理解を

目指すだけでは実現できません。

 

具体的な業務プロセスの見直し

期待値の明文化

評価制度の調整

といった実務的なアプローチが必要です。

 

重要なのは世代間の違いを

問題として捉えるのではなく

組織の多様性として活用する視点です。

 

各世代の強みを組み合わせることで

従来では達成できなかった成果を

生み出すことが可能になります。

 

管理職として求められるのは

理想論ではなく現実的で持続可能な

 

コミュニケーション改善の仕組みを

構築することです。

 

あなたも世代間コミュニケーションの

課題を感じていませんか?

 

まずは自分のチーム内で

期待値の明文化から始めてください。

 

小さな改善の積み重ねが

組織全体の生産性向上につながります。

 

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次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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◆オフィス 

株式会社 未来デザインカンパニー

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組織変革コンサルタント

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(社長の想いを叶える伴走者)

渡邉ひとし(均)

 

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一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

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株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役。
電通の専属会社で6万件を超える広告制作に携わった経験を持ち、独立後、経営相談は延べ1200件以上。 経営者の想いを中心に置き、 経営計画・行動計画・未来会計の3つの視点から、独自の【持続型経営3ステップ構築法】を活用し、幅広い分野でクライアントを成功へと導いています。
 

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