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【ミドルシニア世代の智慧=変革の羅針盤=】

第3話 第二の成長曲線を描く

 

いつもお読みいただき有難うございます。

  

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不易流行:変わらぬこと、変わりゆくこと

成熟企業の宿命と挑戦

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日本の経済を支えてこられた

ミドルシニア世代の皆様へ

 

長きに渡り事業を継続されてきた企業に

お勤めの方も多いと思います。

 

成熟期を迎えた企業は

安定した収益基盤を持つ一方で

 

「成長の鈍化」

「市場の変化への対応の遅れ」

「組織の硬直化」

 

といった課題に直面することが

少なくありません。

 

かつての成功体験が足かせとなり

新しい一歩を踏み出すことに

躊躇してしまうかもしれません。

 

しかし時代は常に変化しています。

 

テクノロジーの進化

顧客ニーズの多様化

新たな競争プレイヤーの出現など

 

成熟企業を取り巻く環境は

決して静的なものではありません。

 

『現状維持は衰退です』

 

停滞を打破し

持続的な成長を実現するためには

ビジネスモデルの進化が不可欠です。

 

今日は

皆様が長年の経験で培ってきた

知見を活かしながら

 

『成熟企業のビジネスモデル進化論』

という視点から

 

どのようにビジネスモデルを

進化させていくべきかを

 

具体的な事例を交えながら

考えていきたいと思います。

 

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成功体験の呪縛を解き放つ

変化への第一歩

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長年培ってきたビジネスモデルは

企業のDNAとも言えます。

 

そのため変革には

大きなエネルギーと勇気が必要です。

 

「これまで成功してきたのだから

変える必要はない」

 

という考え方が

変化への足かせとなることも

少なくありません。

 

しかし市場や顧客のニーズは

常に変化しています。

 

過去の成功体験に固執することは

あらためて言うまでもなく

 

時代の変化に取り残される

リスクが高まります。

 

ビジネスモデルの進化の第一歩は

現状のビジネスモデルを客観的に分析し

強みと弱みを明確に認識することです。

 

そして

「本当に顧客が求めている価値は何か?」

 

「競合他社はどのような

新しい価値を提供しているのか?」

 

といった問いに向き合い変化の必要性を

認識することから始まります。

 

富士フイルムの場合>

 

フィルムカメラで圧倒的なシェアを

誇っていた富士フイルム

 

デジタルカメラの台頭という

大きな市場の変化に直面しました。

 

もし過去の成功体験に固執し

フィルム事業にしがみついていたら

今日の姿はなかったでしょう。

 

大きな収益の減少を目の前にし

時代の流れにインパクトを受け

自ら変わる必要性を感じたはずです。

 

これまでフィルム事業で培った

高度な技術を活かし

 

化粧品や医薬品、高機能材料といった

全く新しい分野へと事業転換を図り

第二の成長カーブを描いています。

 

既存の強みを活かしつつ

全く異なる領域へ果敢に挑戦する

重要性を示唆しています。

 

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顧客視点の再構築

新たな価値創造の源泉

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ビジネスモデル進化の核となるのは

顧客視点の再構築です。

 

「誰に、何を、どのように

提供することで

顧客は真に満足するのか?」

 

という問いをあらためて

深く掘り下げる必要があります。

 

成熟期を迎えた企業は

既存の顧客層への理解は

深いかもしれませんが

 

潜在的なニーズや

新たな顧客層の出現を

見落としている可能性があります。

 

顧客の声に耳を傾けるだけでなく

顧客の行動を観察し

 

データ分析を通じて隠れたニーズを

掘り起こす努力が求められます。

 

そしてそのニーズに応える

新たな価値提供の方法を模索するのが

ビジネスモデルの進化の鍵となります。

 

Amazonの場合

 

書籍販売を事業としていましたが

本を読みたい顧客ニーズの本質を捉え

 

電子書籍という新たな

提供方法を確立しました。

 

さらに

書籍販売で培った物流網や

顧客データを活用し

ECサイトへと事業を拡大しました。

 

現在ではクラウドサービスや

エンターテインメントなど

多岐にわたる事業を展開し

 

顧客の様々なニーズに応える

プラットフォームへと

進化を遂げています。

 

既存の事業で培った強みを活かしつつ

顧客のニーズの変化に合わせて

 

ビジネスモデルを柔軟に変化させる

重要性を示しています。

 

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組織の壁を乗り越え

変化を実装する力

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新たなビジネスモデルを構想しても

それを組織全体で実行に移し

 

持続的な成長に繋げるためには

組織の変革が不可欠です。

 

部門間の連携不足

過去の成功体験に基づく抵抗

変化を恐れる保守的な姿勢など

 

成熟企業には様々な組織の壁という

巨人が立ち尽くしています。

 

これらの壁を乗り越え

組織全体で変化を推進するためには

 

リーダーシップの発揮

明確なビジョンの共有

従業員のエンゲージメント向上

 

そして何よりも

失敗を恐れない文化の醸成が不可欠です。

 

<トヨタ自動車の場合>

 

日本の自動車産業を代表する同社は

自動車の電動化という

大きな変革期を迎えるにあたり

 

『CASE』=コネクテッド、

自動運転、シェアリング、電動化

 

と呼ばれる新たな領域への挑戦を

加速させています。

 

その背景には経営トップの

強いリーダーシップのもと

全従業員が変革の必要性を共有し

 

積極的に新しい技術や

知識を習得しようとする

組織文化が育まれています。

 

また異業種との積極的な連携を通じて

新たな価値創造を目指す

 

オープンイノベーションの

取り組みも推進しています。

 

これは強力なリーダーシップと

組織全体の変革への意識改革が

 

ビジネスモデルの進化を成功させる上で

いかに重要かを示しています。

 

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まとめ:

成熟企業よ再び成長のエンジンを点火せよ

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成熟期を迎えた企業が停滞を打破し

持続的な成長を実現するためには

 

過去の成功体験に固執することなく

常に変化への意識を

持ち続けることが重要です。

 

顧客視点を再構築し

新たな価値創造に挑戦する勇気

 

そして

組織全体で変革を推進する力こそが

成熟企業が再び輝きを取り戻すための

羅針盤となるはずです。

 

皆様が長年培ってきた経験と知識は

新たなビジネスモデルを構想し

 

それを実現するための

強力な武器となります。

 

何者も恐れることなく

変化の波を乗りこなし

 

第二の成長曲線を描くために

今こそ行動を起こすべき時です。

 

変化の激しい現代において

企業が持続的に成長していくための

パワーとなると確信しています。

 

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*次回発行は5月6日火曜日の予定です。

次世代リーダーの育成

ミドルシニアの経験をどう伝えるか

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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代表取締役 

経営戦略コンサルタント

組織変革コンサルタント

渡邉ひとし

 

Mobile:080-4806-1553

Email:mirai-design@ogaki-tv.ne.jp

HP:http://mirai-design-company.co.jp/

紹介記事1:https://humanstory.jp/watanabe_hitoshi/

紹介記事2:https://syoukei-senmon.net/gifu/14457/

 

・経営計画士、事業計画士

・ビジネスモデルコンサルタント

・SDGsビジネスコンサルタント

・経営心理士=組織心理士/顧客心理士/

ビジネスコミュニケーション心理士

・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

=================== 

<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

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株式会社
未来デザインカンパニー

                 

株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役。
電通の専属会社で6万件を超える広告制作に携わった経験を持ち、独立後、経営相談は延べ1200件以上。 経営者の想いを中心に置き、 経営計画・行動計画・未来会計の3つの視点から、独自の【持続型経営3ステップ構築法】を活用し、幅広い分野でクライアントを成功へと導いています。
 

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