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【AI 経営の実践ガイド】

第3話【AI 経営の実践ガイド】

 

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シニア経営者のChatGPT導入

失敗例から学ぶ現実的AI活用術

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いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

(社員の意識と行動が変わる)

 

経営戦略コンサルタント

(社長の夢を実現する伴走者)

の渡邉ひとしです。

 

中小企業経営者の多くは

社員からのAI活用要望に対して

 

「何から始めればよいか分からない」

という課題を抱えています。

 

特にシニア世代の経営層では

ChatGPTへの取り組みを

先延ばしにするケースが目立ちます。

 

この問題を解決するには

まず経営者自身が

ChatGPTを実際に操作し

 

その限界と可能性を

体験する取り組みが重要です。

 

なぜなら

AIは万能ツールではなく

 

人間の経験と組み合わせれば

初めて業務改善につながるからです。

 

今回は

シニア世代のコンサルタントが

ChatGPTを初めて使った際の

戸惑いと失敗例を検証します。

 

同時に

現実的な活用方法と改善策を

具体的に解説します。

 

 

*写真はイメージです

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最初の戸惑いと質問技術の不足が招く失敗

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ChatGPTを初めて開いた経営者の多くは

入力欄に何を書けばよいか分からず

立ち止まります。

 

日常会話では自然に進む対話が

テキストベースでは

思うようにいかないためです。

 

この問題は

質問を段階的に修正すれば解消できます。

 

まずは簡潔な入力から始め

徐々に条件を追加していきます。

 

するとAIの応答精度が向上し

経営者の意図に沿った結果が

得られやすくなります。

 

ある製造業の経営者が

「新規取引先向けの提案書を作って」

と入力したところ

 

返ってきたのは

一般的なテンプレートのみでした。

 

これでは実務で使えません。

 

そこで

「中小製造業が新規取引先に

3分で説明できる提案概要。

 

自社の強みは

精密加工技術で納期の短さが売り。

 

相手は大手メーカーの調達担当者」

と具体的な条件を追加しました。

 

その結果

データと自社の強みを織り交ぜた

実用的な文書が生成され

 

従来2時間かかっていた作業が

30分に短縮できました。

 

しかし

ここで注意すべきは出力内容の検証です。

 

AIが生成した内容を

そのまま使用するのではなく

 

業界特有の慣習や取引先の特性を

考慮した調整が必要になります。

 

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AIの限界を理解した現実的な活用方法

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ChatGPTの出力を見た経営者は

しばしば抽象的な内容に不満を抱きます。

 

「完璧な答えがない」のに気づき

AIを過大評価していた現実に直面します。

 

重要なのは

AIの出力を自分の経験で検証し

調整する作業です。

 

人間の判断力を活用すれば

AIは業務の補助役として機能します。

 

つまり

AIは「答え」を提供するのではなく

 

「思考アイデア」の材料を

提供するツールだと理解すべきです。

 

ある経営者が

「営業チームの

モチベーション低下を分析して」

と依頼しました。

 

AIは一般的な原因として

「評価制度の不備」

「コミュニケーション不足」

 

などを挙げましたが

具体性に欠けていました。

 

しかし

この情報を基に経営者が

過去の従業員面談データを振り返り

 

実際の課題が

目標設定の曖昧さ

にあるのを発見できました。

 

AIの一般論と現場の実情を

組み合わせた改善策を実施した結果

チームの生産性が15%向上しました。

 

この事例が示すように

AI提案は一般論にとどまるため

 

業界特有の事情や

社内の具体的な課題を

無視する危険性があります。

 

経営者の経験値による

補完が不可欠です。

  

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今日のまとめ

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ChatGPTの初体験では

入力方法の戸惑いと

出力内容の限界が浮き彫りになります。

 

しかし質問技術の改善と

経験に基づく検証により

これらの課題は克服可能です。

 

AIは万能ではありません。

 

経営者の判断力を

支援する道具として位置づければ

実務での価値を発揮します。

 

重要なのは

完璧を求めるのではなく

小さな実験と改善を繰り返す試みです。

 

「AI導入で一気に業務が変わる」

という幻想を捨て

 

地道な取り組みを継続できる

経営者だけが成果を得られます。

 

また社員のAI反対に対しても

 

「AIは即戦力ではない」

「現場レベルの情報には限界がある」

と事前に説明し

 

実践を通じて検証と

修正を重ねる取り組みが重要です。

 

組織全体でAIの限界を理解し

現実的な期待値を設定するのが

成功の鍵となります。

 

導入前の過度な期待も

導入後の失望も避けられるはずです。

 

最も危険なのは

他社の成功事例を鵜呑みにして

 

自社の実情を無視した

導入を進める判断です。

 

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次回の予告

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*次回の発行は

9月23日火曜日の予定です。

 

次回は…

『第4話 

中小企業経営者のためのAI投資判断基準」

 

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一人でも多くの方に

AI活用の第一歩を

踏み出していただければ幸いです。

 

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あとがき

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昨年より使い始めたAI ですが

今では8つのAI が

日常使いの身近なツールです。

 

インターネットが普及し始めた頃

現在のAI に対する同様の現象や

人々の反応があったのを思い出します。

 

「自分には関係ない」

「使わなくても困らない」

「不確かなツールにお金は使わない」

 

しかし

何も始めない姿勢が

後々の後悔につながるのは

火を見るよりも明らかです。

 

一歩前へ

踏み出す勇気が

先行利潤の権利を得られます。

 

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一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

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未来デザインカンパニー

                 

株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役。
電通の専属会社で6万件を超える広告制作に携わった経験を持ち、独立後、経営相談は延べ1200件以上。 経営者の想いを中心に置き、 経営計画・行動計画・未来会計の3つの視点から、独自の【持続型経営3ステップ構築法】を活用し、幅広い分野でクライアントを成功へと導いています。
 

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