【シン組織変革の教科書】

第15話【シン組織変革の教科書】
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組織変革研修が失敗する本当の理由
中小企業が陥る3つの罠と現実的解決策
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いつもお読みいただき有難うございます。
組織変革コンサルタント
(社員の意識と行動が変わる)
経営戦略コンサルタント
(社長の夢を実現する伴走者)
の渡邉ひとしです。
「研修を実施したのに翌週には元通り」
「高い費用をかけたのに
現場は何も変わらない」
多くの中小企業経営者が抱える
共通の悩みです。
年間数十万円から数百万円の
研修予算を投じても
現場の生産性向上や売上アップに
直結しない現実があります。
問題は研修の内容ではありません。
設計と実施方法にあります。
今回は
従来型研修が失敗する根本原因と
実際に成果を上げる研修の作り方を
中小企業の実例とともに解説します。
*写真はイメージです
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従来型研修が失敗する3つの構造的問題
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問題1:経営課題と研修内容の分離
多くの研修は一般的な知識や
スキルを教えますが
自社の具体的な経営課題とは無関係です。
例えば
売上が前年比10%減少している会社で
コミュニケーション研修を実施しても
直接的な効果は期待できません。
参加者は
「勉強になりました」
と感想を述べますが
翌日から売上向上に向けた行動を
取るわけではありません。
研修テーマは必ず自社の経営数値と
直結させる必要があります。
・売上向上
・コスト削減
・品質改善
・納期短縮
など明確な経営目標を
研修の中心に据えなければなりません。
問題2:講師主導の一方向型設計
座学中心の研修では
参加者の行動変化は期待できません。
人は
「聞いただけ」
「理解しただけ」
では行動を変えないからです。
実際の中小企業ではベテラン社員ほど
「また研修か」という反応を示します。
過去に何度も同様の研修を
受けているからです。
しかし
現場の課題解決に直接関わる議論や
ワークショップであれば
積極的に参加します。
重要なのは参加者が
自分の問題として捉え
自分なりの解決策を見つけられる設計です。
問題3:研修後のフォローアップ不足
研修当日で終了する
イベント型の設計では定着は困難です。
新しい行動パターンが習慣化するまでには
最低21日間の
継続的な実践が必要とされています。
多くの企業で
研修効果が持続しない理由は
研修後の実践支援体制がないためです。
研修で学んだ内容を現場で
・どう活用するか
・どんな障害があるか
・どう改善すればよいか
を継続的に
サポートする仕組みがありません。
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現場に定着する研修設計の実践方法
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設計の原則1
小さな課題から始める
樹脂成型業A社では
不良率20%という課題を抱えていました。
従来は外部講師による
品質管理研修を実施していましたが
改善効果は限定的でした。
新しいアプローチでは
現場メンバー自身が
不良の原因分析と改善案作成を行う
ワークショップ形式に変更しました。
研修後すぐに実践できる小さな改善項目
・作業手順の見直し
・チェックポイントの追加
などを設定し翌週から実行しました。
その結果
これまで発言の少なかったメンバーから
具体的な改善提案が出るようになり
2ヶ月後には不良率が
12%まで改善されました。
設計の原則2:
数値化とフィードバックの仕組み構築
ITサービス業B社では
営業成約率の低下が課題でした。
従来のセールス研修では
ロールプレイングを実施するだけで
終了していました。
改善後は研修で学んだ手法を
実際の営業活動で試した結果を
日報に記録し
週次で数値を集計・共有する
仕組みを導入しました。
「今週は
新しいヒアリング手法を3回試行し
そのうち2件でアポイント獲得」
といった具体的な
実践記録を蓄積しました。
この取り組みにより営業チーム全体で
成功パターンの共有が進み
6ヶ月後には成約率が18%向上しました。
設計の原則3:
社内ファシリテーター育成
外部講師に依存する研修では
継続性に限界があります。
ファシリテーション能力を持つ人材を
社内に育成し
自社で研修を回せる体制を
構築するのが重要です。
製造業C社では
各部署のリーダー3名に
ファシリテーション研修を受講させ
社内研修の企画と運営を任せました。
外部コストは大幅に削減され
現場のリアルな課題により
密着した研修内容になりました。
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今日のまとめ
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組織変革研修の成功要件は
知識伝達ではなく行動変革にあります。
・経営課題との直接的な結び付き
・参加者主体の双方向設計
・継続的なフォローアップ体制
の3要素が揃って初めて
投資に見合う成果が得られます。
「勉強になりました」
で終わる研修から
「来月の数値が楽しみです」
と言われる研修への転換が必要です。
自社の現実的な課題解決に
直結する研修設計により
真の組織変革を実現してください。
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次回の予告
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*次回の発行は
9月5日金曜日の予定です。
次回は…
『第16回
組織変革の評価指標|
成果を測定するKPI設定法」
について具体的な数値設定方法と
効果測定のポイントを解説します。
様々な組織変革アプローチの特徴と
適用場面について詳しく解説します。
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新たなブログを発行します。
自身の体験や身近な情報をもとに
昨今話題の『AI 』に関する発信です。
乞うご期待ください!!
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お知らせ:毎週発行のブログ
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・第2週以降
『実践経営戦略ノート』
・第1週のみ
『ビジネスモデルの企業事例』
*火曜日
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『シン組織変革の教科書』
どうぞ宜しくお願いいたします。
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<令和2年度迄>
中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師
<令和元年度迄>
愛知産業大学 経営学部経営学科
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<著書>
『ビジネスモデル虎の巻!』
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