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ブログ:シン組織変革の教科書

第9話 コッター理論を
現場で使える形に変える実践法
第8話
組織変革コンサルタントが伝える変革成功の秘訣
第7話 組織変革プロセス完全ガイド
段階別実践方法

第6話 組織変革の課題と解決策

第5話 組織変革の目的を明確にする方法

4話 組織変革事例と現実的アプローチ  

第3話 組織変革の進め方 失敗しない7つのステップ

第2話 組織変革が必要な会社の特徴5選

 

第1話 組織変革とは何か?

【シン組織変革の教科書】

第9話【シン組織変革の教科書】

 

===============================

組織変革が失敗する本当の理由

コッター理論を

現場で使える形に変える実践法

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

(社員の意識と行動が変わる)

 

経営戦略コンサルタント

(社長の想いを叶える伴走者)

の渡邉ひとしです。

 

「うちの会社も変わらなければ」

 

そう思いながらも

組織変革プロジェクトが

頓挫した経験はありませんか。

 

会議室で立派な計画を作ったものの

現場は以前と変わらず

 

気がつけば「またか」という

冷ややかな視線を向けられる。

 

中小企業の経営者や幹部の多くが

直面するこの現実は

決して珍しいものではありません。

 

問題の根本は組織変革のやり方が

間違っている点にあります。

 

多くの企業では

トップダウンで方針を伝えれば

現場が動くと考えがちですが

 

実際には従業員の心理的抵抗や

組織の慣性力が大きな壁となります。

 

「なぜ変わる必要があるのか」と

腹落ちしていない有り様で

 

いくら新しい仕組みを導入しても

定着したりはしません。

 

ジョン・コッターの8ステップ理論は

こうした現実を踏まえて開発された

組織変革の実践的フレームワークです。

 

単なる理論ではなく

人間の心理や組織の特性を考慮した

段階的なアプローチを提供します。

 

今回は

この理論を中小企業の現場で

実際に使える形に落とし込み

 

変革を成功に導くための

具体的な手順を解説します。

 

 

*写真はイメージです

===============================

危機意識の醸成と推進体制の構築

変革の土台を作る

=============================== 

 

1)データで現実を突きつける

 

組織変革の第一歩は

現状維持では立ち行かないという危機感を

組織全体で共有することです。

 

しかし多くの経営者は

「業績が厳しい」

「競争が激しい」

 

といった抽象的な表現で

済ませてしまいます。

 

これでは現場の人間は動きません。

 

必要なのは具体的な数字と

事実に基づいた現実の提示です。

 

例えば

「このまま売上が減り続けると

3年後には資金繰りが行き詰まる」

 

「主力顧客の離反率が

前年比30%増加している」

 

といった誰もが理解できる

明確なデータを示す必要があります。

 

地方の老舗製造業のA社では

経営陣が現場アンケートと

マーケットデータを組み合わせて

 

「現状維持なら3年後に

倒産危機も有り得る」

 

という具体的な数字で

現状を説明しました。

 

曖昧な危機感ではなく

リアルな数字による裏付けが

あったからこそ

 

現場も

「これは他人事ではない」

と受け止められたのです。

 

2)現場の信頼を得る推進チーム作り

 

危機意識を共有できたら次は

変革を推進する中核チームの構築です。

 

ここで重要なのは経営陣だけで

チームを作るのは避けるべきです。

 

現場で実際に影響力を持つ人物を

必ず含める必要があります。

 

A社では現場で最も信頼を集めていた

ベテラン班長を

 

プロジェクト推進チームの

中核に据えました。

 

この班長が率先して

プロジェクトの狙いや

進め方を現場に伝えたところ

 

経営からの一方通行だった

過去の変革施策とは

全く違う手応えが現れました。

 

質疑応答の場でも

現場の声が積極的に挙がるようになり

社員の納得感が大きく向上したのです。

 

推進チームの人選では役職の高さよりも

現場での影響力を重視する選択が

成功の鍵となります。

 

===============================

短期成果の創出と持続的な変革の仕組み化

===============================

 

1)小さな成功を積み重ねる重要性

 

変革プロジェクトでよくある失敗は

最終的な大きな成果ばかりを重視して

途中の小さな成功を軽視しがちです。

 

しかし

数ヶ月単位で見える短期的成果を出せば

従業員のモチベーションや

改革への信頼感が大きく向上します。

 

機械部品メーカーのB社は

部門横断型の業務改善プロジェクトを

立ち上げましたが

 

当初は短期的な小さな成果を

経営陣が軽視していました。

 

その結果

現場の関心や参加率が

急激に低下してしまいました。

 

そこで担当者は方針を変更し

新しい工程のリードタイム短縮や

小規模な原価低減など

 

目に見える具体的成果を

毎月公表するようにしました。

 

これにより

「自分たちの行動が会社を変えている」

 

という実感が広がり

現場の協力体制が再強化されました。

 

2)明確なビジョンの浸透

 

短期成果と同時に重要なのが

明確なビジョンの策定と

継続的なコミュニケーションです。

 

ビジョンは具体的で共感できる

将来像でなければ意味がありません。

 

「何を目指すか」に加え

「なぜこの方向なのか」

 

「どのような変化をもたらすか」

を明確にし繰り返し伝える必要があります。

 

一方通行のスローガンで終わらせず

対話重視の説明が不可欠です。

 

現場の疑問や不安に真摯に向き合い

納得感を醸成すれば

 

組織変革は単なる

「上からの指示」ではなく

 

「自分たちの取り組み」として

受け入れられるようになります。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

コッター理論は

中小企業にも有効な現場主導型の

 

組織変革フレームワークですが

表面をなぞるだけでは意味がありません。

 

各段階で「何を目的に」

「誰を巻き込むか」を明確に設計し

順を追って進める必要があります。

 

特に重要なのは

・危機意識の具体的な伝え方

・推進チームの中核の人選

・短期成果の可視化

の3点です。

 

これらのポイントを押さえれば

現場を納得させ

計画倒れの変革から脱却できます。

 

組織変革は一朝一夕には実現しません。

 

しかし

正しい手順を踏めば必ず成果は出ます。

 

自社が

「どの段階につまずいているか」

を今一度点検し

次なる一歩に活かしてください。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

7月25日金曜日の予定です。

 

貴社の組織変革に関する

具体的な課題や現場の悩みについて

ぜひご相談ください。

 

次回は…

『第10回 

組織変革マネジメント

リーダーが身につけるべきスキル』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

http://mirai-design-company.co.jp/

 

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変革の羅針盤』

 

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『シン組織変革の教科書』

 

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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#株式会社未来デザインカンパニー

 

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◆オフィス 

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・経営計画士®︎、事業計画士®︎

・ビジネスモデルコンサルタント

・SDGsビジネスコンサルタント

・経営心理士

組織心理士/顧客心理士/

ビジネスコミュニケーション心理士

・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

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【シン組織変革の教科書】

第8話【シン組織変革の教科書】

 

===============================

組織変革コンサルタントが伝える

変革成功の秘訣

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

(社員の意識と行動が変わる)

 

経営戦略コンサルタント

(社長の想いを叶える伴走者)

の渡邉ひとしです。

 

「うちの会社も変わらなければ」

と感じている経営者の方は多いはずです。

 

しかし

実際に変革に着手すると

「現場の反発」や「進まない改善」

 

結局は

元の状態に戻ってしまうという

結果に終わるケースが大半です。

 

これまで数十社の組織変革に

携わってきましたが

 

成功する企業と失敗する企業には

明確な違いがあります。

 

失敗する企業の多くは

変革の「形」だけを真似て

 

「なぜ変革が必要なのか」

「どうすれば現場が動くのか」

という本質を見落としています。

 

今日は

組織変革が失敗する構造的な要因と

 

限られた資源で

最大の効果を得るための

現実的なアプローチを解説します。

 

理想論ではなく中小企業の現場で

実際に起こっている問題と

その解決策をお伝えします。

 

 

*写真はイメージです

===============================

経営者の「正論」が

現場を疲弊させる構造的問題

=============================== 

 

1)トップダウンの限界と現場の本音

 

多くの経営者は

「経営陣が決めたことは実行すべきだ」

 

と考えがちですが

これが最初の落とし穴です。

 

現場の社員は

「なぜその変革が必要なのか」

 

自分たちの業務に

どのような影響があるのかを

理解しないまま

 

上から降ってきた指示を

実行することになります。

 

例えば

ある製造業では経営陣が

「品質向上のため」として

新しい検査システムを導入しましたが

 

現場の作業員は

「今までのやり方で問題なかった」

「新しいシステムは使いにくい」

と反発しました。

 

結果的に

旧システムと新システムの併用

という非効率な状態が続き

 

品質向上どころか

作業効率が低下しました。

 

この失敗の根本原因は

経営陣が現場の実情や感情を無視して

変革を進めたことにあります。

 

現場の社員にとって変革は

「余計な仕事が増える」

「慣れ親しんだやり方を変えさせられる」

という負担でしかありません。

 

2)他社事例の安易な模倣がもたらす弊害

 

「あの会社が成功したから

うちでも同じことをやろう」

という発想も危険です。

 

・企業規模

・業界特性

・社員のスキルレベル

・企業文化

などは各社で大きく異なります。

 

表面的な手法だけを真似しても

土台となる組織体制や

人材の準備ができていなければ

必ず失敗します。

 

 

実際に大手企業のフラット組織

導入しようとした中小企業で

 

管理職の役割が曖昧になり

意思決定が遅れ

現場の混乱が生じたケースがあります。

 

大手企業では十分な研修や

制度設計がなされていましたが

 

中小企業では

それらの準備なしに形だけを真似したため

組織機能が低下してしまいました。

 

===============================

現場が動く組織変革の実践的アプローチ

===============================

 

1)問いから始める

現場巻き込み型の変革

 

成功する組織変革は

経営陣が答えを与えるのではなく

 

現場と一緒に問題を発見し

解決策を考えることから始まります。

 

「なぜ今の状況を変える必要があるのか」

 

「どうすれば現場の負担を

減らしながら改善できるのか」

 

といった問いを現場に投げかけ

対話を通じて変革の必要性を共有する

取り組みが重要です。

 

ある食品製造会社では

全社員アンケートを実施し

 

「評価制度に不公平感がある」

という現場の本音を可視化しました。

 

その後

経営陣と現場が一緒に

評価制度の問題点を議論し

 

両部門が納得できる

新しい制度を設計した結果

 

社員のモチベーションが向上し

生産性も改善されました。

 

この事例のポイントは

経営陣が最初から解決策を

決めつけるのではなく

 

現場の声を聞き

共に考えるプロセスを重視したことです。

 

現場の社員は

「自分たちの意見が反映された」

と感じられるため

 

変革に対する主体的な参加意識が

生まれやすくなります。

 

2)全体最適と段階的実行の重要性

 

中小企業では限られた人材と資源で

最大の効果を得る必要があります。

 

各部署が

個別に改善を進める部分最適では

 

全体としての効率が上がらず

部門間の連携も悪化します。

 

重要なのは

組織全体の流れを見据えた

全体最適』の視点です。

 

例えばある製造業では

営業部門と製造部門の評価制度を統一し

部門間の対立を解消しました。

 

従来は営業部門が「売上重視

製造部門が「品質重視

という別々の評価軸で動いていましたが

 

全社共通の目標を設定することで

両部門が協力しやすい環境が整いました。

 

また組織変革は

一度に全てを変えるのではなく

段階的に実行するのが現実的です。

 

まず小さな成功体験を積み重ね

現場の信頼を得てから

 

より大きな変革に

取り組むという順序が効果的です。

 

3)「人間系」の変革に注力する

 

どんなに優れたシステムや

プロセスを導入しても

それを動かすのは人(ヒト)です。

 

・社員が安心して意見を言える環境

・失敗を恐れず挑戦できる文化

・学習と成長を支援する仕組み

 

といった「人間系」の変革が

持続的な組織変革の基盤となります。

 

心理的安全性の高い職場環境を整えると

現場の社員は積極的に改善提案を行い

 

問題が発生した時も

迅速に報告や対応できるようになります。

 

これが結果的に組織全体の

パフォーマンス向上につながります。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の成功には

経営陣の独善的な判断ではなく

 

現場の実情を踏まえた

現実的なアプローチが不可欠です。

 

他社事例の安易な模倣は避け

自社の現状を正確に把握し

現場の社員と対話しながら

変革を進めるのが重要です。

 

また

一度に全てを変えようとするのではなく

 

小さな成功を積み重ねながら

段階的に変革を進め

 

人間系』の変革に

十分な時間と労力を投じることで

持続的な組織変革が実現できます。

 

変革は短期間で

完了するものではありません。

 

しかし

現場の声に耳を傾け

粘り強く取り組めば必ず成果は得られます。

 

自社の現状を見極め

現実的な計画を立てて

 

着実に実行していく方法が

成功への道筋です。 

  

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

7月18日金曜日の予定です。

 

貴社の組織変革に関する

具体的な課題や現場の悩みについて

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次回は

組織変革の理論を実践に活かす

具体的手法をテーマに

理論と現場実践をつなぐ具体策を

解説いたします。

 

『第 

組織変革の理論を実践に活かす

コッター理論の応用法』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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【シン組織変革の教科書】

第7話【シン組織変革の教科書】

 

===============================

組織変革プロセス完全ガイド

段階別実践方法

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

組織変革の必要性を感じている

経営者や管理職は多いですが

 

「どこから手をつければ良いのか

分からない」

 

「過去に変革を試みたが途中で挫折した」

という悩みが後を絶ちません。

 

現場では

変革の必要性は理解されているものの

具体的な進め方が見えず

場当たり的な対応になりがちです。

 

こうした問題に対し

段階的なプロセスに基づいた

体系的なアプローチを導入するのが

本格的な組織変革には有効です。

 

感情論や精神論ではなく

現状把握から制度定着までを

 

7つのステップで進めることで

変革の失敗リスクを大きく減らせます。

 

今日は

実際の企業事例を交えながら

組織変革を成功に導く

7段階の実践方法を解説します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

現状把握から実行計画まで

変革の基礎固め

=============================== 

 

第1段階)

現状診断で課題を言語化する

 

変革の第一歩は曖昧な課題を

明確にする現状診断です。

 

社員アンケートや部門ヒアリング

業績データの分析を通じて

 

何が問題か」を数値化し

誰でも理解できる言葉で表現します。

 

感覚的な不満や違和感を放置すると

的外れな施策に終始しがちです。

 

ある食品製造会社では

営業部門と製造部門の

評価制度の違いが対立を生み

 

全社員アンケートで

評価制度の統一が明確な目標となりました。

 

第2段階)

変革ビジョンと目標の明確化

 

課題が明確になったら

どこへ向かうのか

を示すビジョンを設定します。

 

経営層だけでなく現場まで

一貫したメッセージが不可欠です。

 

曖昧な目標は社員のやる気を削ぎます。

 

KGI・KPIなど具体的な指標で

進捗を管理できるレベルにします。

 

第3段階)

変革推進チームの組成と役割分担

 

変革推進チームを設置し

責任と役割を明確化します。

 

外部の経営支援に丸投げせず

自社の文化に合わせて進める必要があります。

 

チームが機能しなければ

従業員は相談先を失い不満が蓄積します。

 

第4段階)

実行計画の策定と具体的なアクション

 

ビジョンと目標を実現するための

実行計画を立案します。

 

「誰が」「いつまでに」「何を」

「どのように行うか」を明確にし

各アクションに期限を設けます。

 

進捗確認の仕組みがなければ

計画は間違いなく形骸化します。

 

あるIT企業では各部門ごとに

「3ヶ月以内に新サービスの提案を2件出す」

など具体的な期限と担当者を設定し

進捗を毎週レビューしました。

 

===============================

制度改革と文化定着

変革を根付かせるために

===============================

 

第5段階)

従業員の巻き込みと抵抗勢力への対処

 

組織変革には必ず抵抗が生じます。

 

変化への不安や既得権益の喪失を恐れる

抵抗勢力の心理を無視して進めると

士気が低下し失敗します。

 

組織変革のメリットを丁寧に説明し

従業員の意見を傾聴する対話が不可欠です。

 

ある建設系の中小企業では

若手の提案が通らない不満に対し

 

プロジェクト提案制度と役員による

直接フィードバックの場を設けた結果

半年で5件の新提案が採用されました。

 

第6段階)

進捗のモニタリングと評価、軌道修正

 

計画通りに進んでいるかを定期的に確認し

目標達成度を数値で把握します。

 

計画との乖離があれば原因を分析し

迅速に軌道修正します。

 

PDCAサイクルを回すことで

組織変革の形骸化を防ぎます。

 

第7段階)

変革の定着と文化としての確立

 

制度運用が始まった後は

仕組みの定着と

継続的な見直しが重要です。

 

一時的な変革ではなく

組織の新しい常識として

根付かせることが最終目標です。

 

成功体験の共有や

新しい行動の称賛を通じて

モチベーションを維持します。

 

人事制度や評価システムなどに

新しい価値観を組み込み

企業文化として定着させる必要があります。 

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革は勢いだけで進めるものではなく

段階を踏んだプロセス設計が不可欠です。

 

今回ご紹介した

7つの段階を意識することで

場当たり的な対応から脱却し

 

見えない壁にぶつかる前に

具体的な手を打てます。

 

現状把握から制度定着まで

各段階でのポイントと

現場事例を理解することで

 

変革の全体像と実践方法が

明確になったはずです。

 

組織変革は一度で終わるものではなく

継続的な改善が求められる時代です。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

7月11日金曜日の予定です。

 

次回は

組織変革の具体的な進め方や

現場での課題解決など

専門家としての活用法をご紹介します。

 

『第8回 

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変革成功の秘訣』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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【シン組織変革の教科書】

第6話【シン組織変革の教科書】

 

===============================

組織変革の課題と解決策

よくある問題TOP5を徹底解説

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

組織変革の現場では

9割の中小企業が変革に失敗している

という厳しい現実があります。

 

多くの経営者は

「自社は特殊だ」

「業界の特性がある」

と失敗の理由を外部に求めがちですが

 

実際の根本原因は

規模や業種に関係なく共通しています。

 

失敗のパターンを理解し

的確な対策を講じることが

変革成功への唯一の道です。

 

今回は組織変革で頻発する

2つの根本的課題と

その具体的な解決策を提示します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

経営者のコミットメント不足が招く

組織変革の失敗

=============================== 

 

経営者のコミットメント不足は

組織変革における最大の障害です。

 

多くの経営者が「変革が必要だ」

と口では言うものの実際の行動が伴わず

 

変革プロジェクトが

形骸化するケースが後を絶ちません。

 

変革にはコストや混乱が不可避であり

短期的な業績悪化や生産性低下を

覚悟しなければなりません。

 

しかし

経営者がその痛みを過小評価し

予算や時間の確保を後回しにすると

 

社員は経営層の本気度を疑い

プロジェクトへの参加意欲が

著しく低下します。

 

*製造業A社の失敗事例

 

年商30億円の製造業A社では

社長がDX推進を宣言しましたが

 

システム導入の予算会議で

「コストが高すぎる」

と大幅な削減を要求。

 

現場からは「結局、口だけか」

との声が上がり変革プロジェクトは

1年で完全に停止しました。

 

競合他社がDXを進める中

A社は市場シェアを10%以上失いました。

 

*その解決策

経営者の行動による本気度の示し方

 

経営者は変革に必要な予算と

時間を最初に確保し

それを他の用途に流用しないと

明言することが不可欠です。

 

変革専任チームの設置

外部専門家の活用やシステム投資

などの予算を年度初めに確定し

 

売上が落ち込んでも削減しないと

宣言する行動が求められます。

 

また経営者自身が

変革活動に定期的に参加し

 

現場視察や社員との個別対話を通じて

継続的な関与を示すことが重要です。

 

===============================

社員の変革疲れと

抵抗への現実的なアプローチ

===============================

 

社員の変革疲れや根深い抵抗も

組織変革を阻む大きな要因です。

 

過去の失敗体験が冷めた空気を生み

新たな取り組みに対して

消極的な姿勢が蔓延します。

 

経営者は市場の変化に

危機感を持っていますが

 

現場の社員は日々の業務に追われ

変革の必要性を

実感できていないケースが多いです。

 

さらに変革によって自分の仕事が

どう変わるのかが見えないため

 

不安や不満が蓄積され表面的な協力に

とどまるケースが目立ちます。

 

*サービス業B社の変革疲れ

 

従業員150名のサービス業

B社では過去5年間で

 

「働き方改革」

「業務効率化」

「顧客満足度向上」

 

など複数の変革プロジェクトを

実施してきました。

 

しかし

いずれも途中で立ち消えとなり

 

現場からは

「今度は何をやるんですか?」

と皮肉を込めた声が聞こえます。

 

新たな変革提案に対する参加率は

30%程度にとどまり

 

プロジェクトは開始前から

実質的に失敗していました。

 

*その解決策

小さな成功体験の積み重ね


社員の変革疲れを解消するには

いきなり大きな変革を目指すのではなく

 

効果が見えやすい部分から着手し

小さな成功体験を

積み重ねる行動が有効です。

 

例えば 業務効率化で

最も時間のかかる作業を1つ改善し

 

残業時間が月10時間削減された

といった具体的な成果を

全社で共有します。

 

また変革の理由や目指す姿を

社員が共感できる言葉で説明し

 

意見交換会や改善提案制度を通じて

社員が当事者意識を持てる環境を

整える取り組みが重要です。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の失敗は偶然ではなく

経営者のコミットメント不足と

 

社員の抵抗という2つの課題が

多くの現場で繰り返されています。

 

しかしこれらの課題は

適切な対策を講じれば克服可能です。

 

経営者が本気度を行動で示し

社員の不安や疑問に真摯に向き合い

 

小さな成功体験を積み重ねていくと

組織全体の変革マインドを醸成できます。

 

変革は一時的な施策ではなく

継続的なプロセスとして

捉えることが不可欠です。

 

現状維持のリスクを直視し

着実に変革を進めるための

現実的な視点と行動が求められます。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

7月4日金曜日の予定です。

 

次回は

失敗を避けながら成果を出すための

具体的なステップをご紹介します。

 

『第6回 

組織変革プロセス完全ガイド:

段階別実践方法』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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*月曜日

・第2週以降

『実践・経営戦略ノート』

第1週のみ

『ビジネスモデルの企業事例』

 

*水曜日

『ミドルシニア世代の智慧:

変革の羅針盤』

 

*金曜日

『シン組織変革の教科書』

 

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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【シン組織変革の教科書】

第5話【シン組織変革の教科書】

 

===============================

組織変革の目的を明確にする方法

経営者が押さえるべきポイントと具体例

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

多くの中小企業経営者が

「何か会社を変えなければ」と

漠然とした危機感を抱えています。

 

しかし

流行のDXや新制度を導入しても

現場は混乱し社員から

 

「なぜこれをやるのか分からない」

という声が上がることが

少なくありません。

 

この背景には組織変革の目的が

曖昧なまま進めてしまうという

根本的な問題があります。

 

今回は

組織変革が迷走する原因を明らかにし

確実に成果を出すための

目的明確化の手法を解説します。

 

なぜ目的の明確化が有効なのか

その理由を論理的に示し

 

現場の納得感を高める具体的な

実践ポイントを提示します。

 

ご一読いただくと

組織変革の目的設定に迷いがなくなり

 

現場の協力を得ながら

着実に改革を進めるための

基礎が身につきます。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

経営者と現場の認識ギャップが招く

組織変革の失敗

=============================== 

 

組織変革が失敗する最大の要因は

経営者と現場の間にある

認識のギャップです。

 

経営者は業界動向や

競合他社の情報をもとに

「変革が必要」と判断しますが

 

その危機感や目的が

現場に十分伝わらないまま

 

「とにかくやる」という指示が

出されるケースが多く見られます。

 

例えば

ある製造業では

熟練職人の高齢化を背景に

自動化設備を導入しました。

 

経営者の目的は生産性向上でしたが

 

現場には

「なぜ今までのやり方ではダメなのか」

「新設備で何がどう改善されるのか」

が伝わっていませんでした。

 

その結果

設備は導入されたものの使いこなせず

かえって作業効率が

低下する事態となりました。

 

このような失敗は

目的が現場に伝わらず

納得感が醸成されないまま

変革を進めたことが原因です。

 

現場の理解と協力を得るためには

「なぜ変革が必要なのか」

「どのような成果を目指すのか」

を明確にし

丁寧に説明することが不可欠です。

 

===============================

目的を明確にするための現状分析と

段階的アプローチ

===============================

 

組織変革の目的を明確にするには

現状分析から始める

段階的なアプローチが有効です。

 

特に中小企業は

リソースが限られているため

無理なく着実に進めることが重要です。

 

*現状分析の5つの視点

1)具体的な問題の特定
表面的な症状ではなく

構造的な問題を明らかにします。

 

例えば 

人材流出が課題なら

・退職理由の詳細分析

・職場環境の調査

・競合との待遇比較

などを行います。

 

2)理想的な将来像の具体化
成長したいといった抽象的な目標ではなく

5年後の具体的な姿を

数値やサービス内容

市場でのポジションなどで設定します。

 

3)変革の緊急性と必要性の明確化
なぜ今 変革が必要なのか

放置した場合のリスクは何かを

具体的に示し社員に説明できる

レベルまで整理します。

 

4)ステークホルダーへの

価値提供の明確化
顧客、社員、地域社会に

どのような価値をもたらすのか

を明確にし関係者全体の

メリットを整理します。

 

5)成果測定指標の設定
売上や利益だけでなく

顧客満足度や社員満足度

業務効率性など

多角的な指標を組み合わせて設定します。

 

例えば 

ある中小企業では

若手社員の離職が相次いでいました。

 

経営者は働き方改革を掲げて

制度変更を進めましたが

現場の不満は解消されませんでした。

 

そこで

退職理由を個別にヒアリングし

職場環境の実態調査を実施。

 

その結果

給与水準や評価制度への不満が

根本原因であることが判明しました。

 

これを踏まえて

評価基準の見直しや

キャリアパスの明確化を目的に据えた

変革計画を策定しました。

 

*段階的実行による着実な変革

中小企業の場合

一度に大規模な変革を行う

リスクは高いため

段階的なアプローチが推奨されます。

 

・第1段階:小規模な試行
特定部門や業務に限定して

変革を試行し問題点を洗い出します。

 

・第2段階:成果検証と調整
試行結果を分析し

目的に対する達成度を評価する。

必要に応じて手法を調整します。

 

・第3段階:全社展開
試行で得られた知見を基に

全社的な展開を行い

現場の理解を深めます。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革が失敗する根本原因は

目的の不明確さと

経営者と現場の認識ギャップにあります。

 

限られたリソースの中で成果を出すには

流行に流されず

自社の現状を正確に分析し

明確な目的を設定することが不可欠です。

 

現状分析から始め

段階的に実行することで

現場の納得感と協力を得ながら

着実な変革を進めることができます。

 

目的が明確になれば

社員の理解と協力を得やすくなり

リソースも有効活用できます。

 

まずは自社の現状分析から着手し

実行可能な変革計画を策定してください。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

6月27日金曜日の予定です。

 

次回は

組織変革の課題や問題点について

ご紹介します。

 

第6回 

組織変革における課題と解決策

よくある問題TOP5

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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1)zoomによるコンサルティング

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第4話【シン組織変革の教科書】

第4話【シン組織変革の教科書】

===============================

組織変革事例と現実的アプローチ

中小製造業A社の改善プロセス

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

中小製造業の現場で

このままで大丈夫なのかという

不安を抱える管理職が多いようです。

 

現場の声が経営層に届かず

若手の離職が続き

 

会議や制度が形骸化する現象は

珍しくありません。

 

こうした停滞を打破するには

単なる制度改革ではなく

 

現場との関係性を

再構築するアプローチが必要です。

 

なぜなら制度や仕組みだけでは

現場の本音や主体性を引き出せず

持続的な変革には繋がらないからです。

 

今回は従業員40名規模の

部品製造業A社の事例をもとに

 

現場が動かない組織の課題と打開策

さらに

具体的な変革プロセスを検証します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

組織停滞の典型パターンと

その背景

=============================== 

 

属人化と形骸化が生む現場の無力感

 

A社は創業30年を超え

取引先との関係は安定していましたが

 

組織内部では

静かな堕落が進行していました。

 

最大の問題は業務の属人化です。

 

製造工程の多くが

ベテラン社員の経験と勘に依存し

標準化が進んでいませんでした。

 

新人への教育も

「見て覚えろ」

という旧時代的なもので

 

結果として

特定社員が休むと業務が滞る状況が

常態化していました。

 

過去3年間で

入社した若手社員10名のうち

7名が3年以内に離職するなど

 

現場リーダーも

「教えても辞められる」という

負のスパイラルに陥っていました。

 

また

A社には月1回の全体会議や

改善提案制度が存在していましたが

実態は業績報告と上意下達のみ。

 

改善提案は年間数件に留まり

提出されても「検討します」で

終わることがほとんどでした。

 

現場からは

「提案しても変わらない」

「余計な仕事が増えるだけ」

 

という諦めが蔓延し

経営層との温度差が拡大していました。

 

A社では若手社員が

「成長できる環境がない」

と感じて次々と退職していきました。

 

現場リーダーも

「どうせ何も変わらない」

と諦めており

 

経営層と認識のギャップが

埋まらない状況でした。

 

これは多くの中小企業に

共通する停滞パターンです。

 

===============================

現場主導の変革プロセスと

実践的アプローチ

===============================

 

関係性の再構築から始める変革

 

A社が最初に着手したのは

大がかりな制度改革ではなく

 

現場の本音を引き出す

仕組み作りでした。

 

具体的には

現場リーダー3名との個別面談を実施し

評価や査定と切り離した形で

現状認識の共有に徹しました。

 

リーダー自身も

組織の問題を認識していましたが

「言っても無駄」という諦めが根深く

 

まずは経営者が現場の声を聞く

姿勢を示すことから始めました。

 

次に導入したのが

週1回20分の対話ミーティングです。

 

ここでは批判や否定を一切せず

出された意見はまず受け止め

 

小さなことでも実現可能なものは

翌週までに必ず実行するという

ルールを徹底しました。

 

例えば

「工具置き場が使いにくい」

という意見が出れば

翌週には配置を変更する。

 

「作業手順書が古い」

と言われれば

現場で使いやすい形に更新する。

 

こうした小さな変化の積み重ねが

「話すと変わる」という実感を

現場に与えました。

 

このプロセスを経て3ヶ月後には

改善提案が月1件から月12件に増加。

 

製造ラインの段取り時間が5%短縮し

若手社員の定着率も

30%から80%に上昇しました。

 

ただし

これらの数字だけを見て

成功事例と評価するのは危険です。

 

実際にはデジタル化を急ぎすぎて

現場の反発を招いたり

 

提案制度の運用が続かなかったりと

複数の失敗も経験しています。

 

重要なのは

こうした失敗を隠さずに共有し

「なぜうまくいかなかったのか」

を現場と一緒に考えたことです。

 

この姿勢が組織全体の学習能力を

高める結果につながりました。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

A社の事例から得られる最大の教訓は

組織変革の本質が

新しい制度やシステムの導入ではなく

 

現場と経営層の

関係性の再構築にあることです。

 

現実的な変革のステップは

現場の本音を聞く仕組みを作り

 

小さな変化を積み重ねて

信頼関係を構築し

 

成功と失敗の両方から

学ぶ文化を育てることにあります。

 

特別なツールや予算は不要で

必要なのは

現場と向き合う姿勢と

継続する意志のみです。

 

まずは

週1回20分の対話から始めてください。

 

即効性を期待せず長期的な視点で

継続的な改善を行うことが

組織変革の成功につながります。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

6月20日金曜日の予定です。

 

次回は

具体的な目的設定の手法と

経営者が押さえるべきポイント

についてご紹介します。

 

第5回 

組織変革の目的を明確にする方法

経営者が押さえるべきポイント

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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同時に解決する

 

新しいプロフェッション(専門職)

として『事業計画士®︎』を位置づけ

 

事業計画士®︎になるための講座を

開設するために取り組んでいます。

 

近日中に公開募集いたしますので

乞うご期待ください。

 

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・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

=================== 

<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

―――――――――――――――――――

<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

―――――――――――――――――――

 

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シン組織変革の教科書

第3話【シン組織変革の教科書】

===============================

組織変革の進め方

失敗しない7つのステップ

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

経営戦略コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

課長から部長に昇進して5年。

売上目標は毎年上がり続けるのに

部下の営業成績は一向に改善しない。

 

若手は「やりがいが感じられない」

と言って次々と転職し

 

ベテランは「今までのやり方で十分」

と変化を拒む。

 

経営陣からは「組織を変革しろ」

と言われるが

 

具体的に

何をどう変えればいいのか

見当もつかない。

 

多くの管理職がこうした

板挟みの立場で苦しんでいます。

 

組織変革の必要性は理解していても

結局何も変わらない。

 

そして優秀な人材は他社に流出し

残った社員のモチベーションは

 

さらに低下するという

悪循環に陥っています。

 

組織変革は精神論では成功しません。

 

今回は

現場で検証された7つのステップを

失敗のパターンと併せて解説します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

準備段階で9割が挫折する:

ステップ 1~ 4

=============================== 

 

ステップ1:

現状分析という名の自己欺瞞を避ける

 

現状分析はやったと言う管理職の多くが

実際には

表面的な数値の羅列に終始しています。

 

売上データや離職率を眺めて

「問題がある」と結論づけるだけでは

分析とは言えません。

 

真の現状分析では

なぜその数値になったのかという

根本原因まで掘り下げる必要があります。

 

「営業部の受注率が20%低下している」

という事実から

 

「提案書作成に平均5日要している」

「競合他社は2日」

「承認プロセスが3段階ある」

 

といった具体的な業務プロセスの

問題まで特定することが重要です。

 

ステップ2:

測定不可能なビジョンは絵に描いた餅

 

「チームワークの向上」

「風通しの良い職場」といった

 

抽象的なビジョンを掲げる組織は

確実に変革に失敗します。

 

達成したかどうかを

判断する基準が曖昧すぎるためです。

 

効果的なビジョンは具体的で

測定可能でなければなりません。

 

「部門間の情報共有回数を

月3回から週2回に増加」

 

「プロジェクト完了率を

80%から95%に向上」

 

といった数値目標が必要です。

 

この段階で妥協すると

後の成果測定ができません。

 

ステップ3:

人選で決まる変革の成否

 

変革推進チームの人選で

最も多い失敗は

 

協力的で従順な人材ばかりを

集めることです。

 

こうしたチームは現場の抵抗や

問題を事前に察知できず

実行段階で大きな壁にぶつかります。

 

効果的な推進体制には

批判的な視点を持つ人材も必要です。

 

この変革は本当に必要なのかといった

厳しい質問をする人材がいることで

計画の甘さが事前に発見できます。

 

また推進メンバーの

通常業務を軽減しない組織では

変革活動が片手間になり必ず失敗します。

 

ステップ4:

資源確保なしに変革は不可能

 

「とりあえず始めてみよう」

という姿勢で変革を開始する組織は

必ず途中で頓挫します。

 

変革には人的資源や時間的資源

予算的資源が必要ですが

 

これらを事前に確保しない組織が

驚くほど多いのが現実です。

 

特に見落とされがちなのが

変革に伴う一時的な

生産性低下への対応です。

 

新しいシステムや

業務プロセスの変更により

 

短期的には効率が落ちることが

必然的に発生します。

 

この期間をカバーする余裕がなければ

現場から「元に戻そう」

という声が上がり

変革は中止に追い込まれます。

 

===============================

実行段階の現実的対処法:

ステップ 5~ 7

===============================

 

ステップ5:

全面展開という名の自殺行為を避ける

 

短期間で劇的な変化という期待から

いきなり全社で変革を

実施しようとする組織があります。

 

これは組織に混乱をもたらし

変革への不信を決定的にする

最も危険なアプローチです。

 

現実的なアプローチは

影響範囲を限定した

パイロット段階から開始することです。

 

一つの部署で変革を試行し

問題点を洗い出してから

段階的に拡大します。

 

全社展開で失敗するリスクを考えれば

小規模な試行錯誤の方が

はるかに合理的です。

 

ステップ6:

抵抗は敵ではなく情報源

 

変革に対する抵抗を悪として

排除しようとする管理職がいますが

これは大きな間違いです。

 

抵抗の背景には

変革への合理的な懸念が

含まれていることが多いためです。

 

「今までのやり方で十分」

という声の背景には

 

「新しいやり方で

本当に効率が上がるのか」

という現実的な不安があります。

 

抵抗者との対話を通じて

彼らの懸念を理解し

 

必要に応じて計画を修正することが

変革の質を高める重要なプロセスです。

 

ステップ7:

短期的成果に惑わされない継続的改善

 

変革の初期段階で「数値が改善した」

という報告を受けると

 

「変革は成功した」と

判断してしまう管理職がいます。

 

しかし

これは危険な錯覚です。

 

真の変革効果は新しい仕組みが

組織に完全に定着してから現れます。

 

初期の改善は

一時的な効果である可能性が高く

 

時間が経つと

元に戻ることがよくあります。

 

継続的なモニタリングと改善を怠れば

せっかくの変革も

元の木阿弥になってしまいます。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の成功率が低い理由は

理想論と現実のギャップを埋める

具体的な手法が不足しているからです。

 

準備段階での徹底した現状分析と

測定可能なビジョン設定

 

実行段階での段階的アプローチと

抵抗への建設的対処

 

そして

定着段階での継続的改善という

7つのステップを

 

現実的に実践することで、

変革の成功確率は大幅に向上します。

 

重要なのは

各段階で発生する困難や抵抗を想定し

事前に対策を準備することです。

 

変革は決して

容易な道のりではありませんが

 

正しい手順と現実的なアプローチにより

確実に成果を上げることが可能です。

  

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

6月13日金曜日の予定です。

 

次回は

実際にこれらのステップを実践した

中小製造業の事例をご紹介します。

 

【第4回】組織変革事例|

中小製造業A社の成功ストーリー

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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近日中に公開募集いたしますので

乞うご期待ください。

 

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シン組織変革の教科書

第2話|

組織変革が必要な会社の特徴5選

 

いつもお読みいただき有難うございます。

組織変革コンサルタントの渡邉ひとしです。

 

組織変革が必要な会社には

共通する特徴があります。

 

変革の必要性を判断する

具体的な指標をお伝えします。

 

===============================

はじめに

===============================

 

「最近、部下のモチベーションが

下がっている気がする」

 

「新しい取り組みを提案しても

なかなか承認が下りない」

 

「競合他社に

後れを取っている感じがする」

 

こうした違和感を抱えている

マネジメント層の方は

少なくないでしょう。

 

特にミドル層の管理職の方は

現場の声と経営陣の方針の間で

 

板挟みになり組織の停滞感を

肌で感じているのではないでしょうか。

 

今回は組織変革が必要な会社に

共通する5つの特徴をお話しします。

 

これらの特徴が

自社に当てはまるかどうかを

冷静に判断することで

 

組織変革の必要性を

客観視できるはずです。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

変革が必要な組織に見られる

5つの危険信号

=============================== 

 

その1)

思決定のスピードが異常に遅い

 

「稟議を上げてから

承認まで3週間かかる」

 

「新商品の企画会議だけで

2ヶ月も議論している」

 

といった状況は組織の硬直化を示す

典型的な症状です。

 

特に問題なのは

決裁権限が上層部に

集中しすぎているケースです。

 

現場の管理職が

「これくらいは自分で判断したい」

と思う案件でも

 

複数の部署を回って

承認を得なければならない。

 

結果として

市場の変化に対応できず

競合他社に先を越されてしまいます。

 

その2)

社内の縦割り意識が強すぎる

 

「営業部と開発部の連携が

全く取れていない」

 

「他部署の仕事は

関係ないという空気がある」

 

こうした部門間の壁は

組織全体の生産性を大幅に低下させます。

 

縦割り組織では顧客の要望に対して

総合的な解決策を提供することが

困難になります。

 

各部署が

自分たちの都合だけを考えて動くため

 

結果的に顧客満足度も下がり

売上にも悪影響が出てきます。 

 

その3)

新しいアイデアや提案が潰される文化

 

「前例がないから無理」

「リスクが高すぎる」

「今のやり方で十分」

 

こうした反応が常態化している組織は

イノベーションを生み出す力を

失っています。

 

特に中間管理職の立場では

部下から上がってくる提案を

上司に伝える際に

 

「どうせ反対されるだろう」

と最初から諦めてしまうケースも

多いでしょう。

 

これは組織全体の創造性を

殺してしまう悪循環です。

 

その4)

人材の流出が止まらない

 

優秀な人材……

特に30代から40代前半の

中核となる社員が次々と

転職していく有り様は

 

組織変革の必要性を示す

明確なサインです。

 

「給与だけの問題ではない」

と退職者が口にするとき

 

それは組織の将来性や働きがいに

疑問を感じている証拠です。

 

人材流出は単なる人事問題ではなく

組織全体の魅力度低下を表しています。

 

その5)

顧客満足度や市場シェアの継続的な低下

 

数字は嘘をつきません。

 

顧客満足度調査の結果が

年々悪化していたり

 

市場シェアが徐々に

減少していたりする場合

 

組織の競争力そのものが

衰えている可能性があります。

 

「一時的な市場の変動だろう」

と楽観視していても

 

根本的な組織の問題が

解決されなければ

継続的な低下は改善されません。

 

===============================

現状維持では生き残れない時代の現実

===============================

 

これらの5つの特徴に

心当たりがある場合

 

組織変革は

「いつかやった方がいい」という

レベルの話ではありません。

 

企業の存続に関わる喫緊の課題です。

 

市場環境の変化スピードは加速しており

デジタル化

働き方の多様化

価値観の変化など

 

あらゆる面で従来のビジネスモデルが

通用しなくなっています。

 

変化への適応力が組織の生命線です。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の必要性を判断する

5つの特徴をお伝えしました。

 

これらの症状が複数見られる場合

組織変革は避けて通れない課題です。

 

現状維持は実質的な後退を

意味する時代において

 

変革への取り組みを

先延ばしにすることは

 

企業の競争力を致命的に損なう

可能性があります。

 

マネジメント層の皆さんには

変革の必要性を正面から受け止め

 

組織の未来に向けた行動を

起こしていただきたいと思います。

 

===============================

*思い立ったが吉日*

=============================== 

 

もし今回の内容を読んで

「自社も組織変革が必要かもしれない」

「何から手をつけて良いか分からない」

と感じられた場合は

 

ぜひ一度

当社の無料個別相談をご利用ください。

 

貴社の状況をヒアリングし

具体的な課題と

変革の方向性を共に考える

お手伝いをさせていただきます。

 

現状を打開し未来を切り拓くために

今すぐ行動を起こしませんか?

 

*次回の発行は

6月6日金曜日の予定です。

【第3回】組織変革の進め方

「失敗しない7つのステップ」

 

今回の問題提起を踏まえ

「ではどうやって変革を

進めていけば良いのか?」

という問いに答えます。

 

実行可能な7つのステップ

具体的にわかりやすく解説していきます。

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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シン組織変革の教科書

 

第1話【組織変革とは何か?】

 

いつもお読みいただき有難うございます。

組織変革コンサルタントの渡邉ひとしです。

 

中小企業の経営者にとって大切な

組織変革の基本概念を解説します。

 

経営者が直面する現実的な課題と

なぜ今変革が必要なのかを

具体的にお話しします。

 

===============================

中小企業が知るべき基本概念

===============================

 

あなたの会社では

こんな問題が起きていませんか?

 

優秀だった社員が次々と辞めていく。

 

新しいアイデアを提案しても

「今までのやり方で十分」と反発される。

 

売上は横ばいなのに

競合他社は着実に成長している。

 

そして何より自分自身が

「このままで本当に大丈夫なのか」

という不安を抱えている。

 

これらの問題の根本原因は

組織が変化に対応できていないからです。

 

しかし「組織変革」

という言葉を聞くと多くの経営者は

 

「うちのような小さな会社には関係ない」

「大企業がやることだ」

と考えがちです。

 

実際には中小企業こそ

組織変革が最も必要であり

かつ最も効果を発揮する場なのです。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

なぜ中小企業の経営者は

組織変革を避けたがるのか

=============================== 

 

その1

「変革」という言葉に対する根深い誤解

 

多くの中小企業経営者が

組織変革を敬遠する理由の一つは

変革=大規模な改革という思い込みです。

 

確かに大手企業の組織変革を見ると

数百人規模のプロジェクトチームを組み

 

何年もかけて会社全体を変えるような

大がかりな取り組みが目立ちます。

 

しかし

これは中小企業の実情とは全く異なります。

 

従業員30人の製造業社長の細谷さんは

こう話していました。

 

「変革なんて言葉を聞くと

会社を根本から変えなきゃいけないかと

思って身構えてしまう。」

 

「でも現実的に考えて

そんな大それたことはできないし

やる必要もないと思っている」

 

この発言に多くの中小企業の

経営者の本音が表れています。

 

つまり組織変革を

会社の根幹を揺るがす危険な取り組み

として捉えているのです。

 

その2

日常業務に追われる現実的な制約

 

もう一つの大きな理由は

時間とリソースの制約です。

 

中小企業の経営者は営業から人事

財務まで幅広い業務を

自ら担当することが珍しくありません。

 

朝から晩まで目の前の課題に追われ

「組織をどう変えるか」を考える

余裕がないのが現実です。

 

サービス業社長の進藤さんは

心の内を明かします。

 

「正直に言うと

組織変革が必要だとは分かっている。

でも今月の売上をどう確保するか

来月の資金繰りをどうするかで精一杯」

 

「そんな中で

長期的な話をする時間なんてない」

 

このような状況は

多くの中小企業経営者にとって

身に覚えのある話なのだと思います。

 

===============================

組織変革の本質は

「会社の体質改善」である

=============================== 

 

その1

大企業の変革と中小企業の変革は全く別物

 

ここで重要なのは

中小企業における組織変革は

大企業とは本質的に異なることです。

 

大企業の組織変革は

確かに大規模で複雑です。

 

しかし中小企業の場合

組織変革とは「会社の体質改善」

と考えるのが適切です。

 

例えば

従業員20人の小売業の会社では

小さな変化から始めました。

 

・毎朝5分間全員で

その日の目標を共有する

 

・月1回社員全員で

改善提案を話し合う時間を設ける

 

・お客様の声を全員で

共有する仕組みをつくる

 

これらは一見すると

些細な変化に見えるかもしれません。

 

しかし半年後には

お客様満足度が向上し

社員の離職率も下がりました。

 

売上も前年同期比よりも

10%以上も向上しています。

 

その2

変革の本質は

「仕組み」ではなく「習慣」の変化

 

多くの経営者が見落としているのは

組織変革の本質が

 

「仕組みの変更」ではなく

「習慣の変化」にあることです。

 

新しいシステムを導入したり

組織図を変更したりすることが

 

組織変革だと考える人は

少なくありません。

 

しかし本当に大切なのは

社員一人ひとりの日常的な行動や

考え方が少しずつ変わることです。

 

建設業社長の西岡さんは

過ぎた日を振り返ります。

 

「最初は現場の安全意識を

変えるなんて無理だと思っていた。

 

でも毎日の朝礼で安全について

話し合うようになってから

みんなの意識が本当に変わった」

 

「大げさなことをしなくても

継続すれば変化は起きる」

 

この事例が示すように

組織変革は劇的な変化ではなく

 

日々の小さな積み重ねによって

実現されるものなのです。

 

その3

中小企業だからこそ変革しやすい理由

 

実は中小企業は大企業よりも

組織変革を実現しやすい条件が

揃っています。

 

第一に

意思決定のスピードです。

 

大企業では一つの変更を行うのに

複数の部署や階層での承認が必要ですが

 

中小企業では経営者の決断一つで

即座に実行できます。

 

第二に

社員との距離の近さです。

 

経営者が直接社員と話し合い

現場の声を聞くことができるため

 

変革の必要性や方向性を

共有しやすいのです。

 

第三に

変革の効果を実感しやすいことです。

 

小さな組織では一つの改善が

全体に与える影響が大きく

成果が見えやすいため

 

社員のモチベーションの維持にも

つながり易くなります。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革は決して

大企業だけのものではありません。

 

むしろ変化の激しい現代において

中小企業こそが積極的に

取り組むべき重要な経営課題です。

 

重要なのは大がかりな改革ではなく

「日常の習慣を少しずつ変える」

という発想の転換です。

 

毎日の業務の中で社員の意識や行動が

少しずつ変わっていく。

 

それが中小企業における

組織変革の本質なのです。

 

あなたの会社でも明日から始められる

小さな変化があるはずです。

 

それは

新しい会議の進め方かもしれませんし

お客様の声を聞くための

新たな取り組みかもしれません。

 

大切なのは

完璧な変革計画をつくるのではなく

今できることから始めることです。

 

===============================

あなたの会社の組織変革

どこから始めますか?

=============================== 

 

組織変革は

ひとりで進めるものではありません。

 

現在の課題を整理し

具体的な第一歩を見つけるために

 

まずは現状を客観的に

把握することから始めてみませんか。

 

次回のブログでは

「組織変革が必要な会社の特徴5選」

について詳しく解説します。

 

あなたの会社がどの段階にあるのか

チェックしてみてください。

 

*次回の発行は

5月30日金曜日の予定です。

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〒503-0015 岐阜県大垣市林町7-265-1

▼会議室

株式会社未来デザインカンパニー(会議室)

〒503-0808 岐阜県大垣市三塚町624-2

 

代表取締役 

組織変革コンサルタント

経営戦略コンサルタント

渡邉ひとし

 

Mobile:080-4806-1553

Email:mirai-design@ogaki-tv.ne.jp

HP:http://mirai-design-company.co.jp/

紹介記事1:https://humanstory.jp/watanabe_hitoshi/

紹介記事2:https://syoukei-senmon.net/gifu/14457/

 

・経営計画士、事業計画士

・ビジネスモデルコンサルタント

・SDGsビジネスコンサルタント

・経営心理士=組織心理士/顧客心理士/

ビジネスコミュニケーション心理士

・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

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現場で使える形に変える実践法

株式会社
未来デザインカンパニー

                 

株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役。
電通の専属会社で6万件を超える広告制作に携わった経験を持ち、独立後、経営相談は延べ1200件以上。 経営者の想いを中心に置き、 経営計画・行動計画・未来会計の3つの視点から、独自の【持続型経営3ステップ構築法】を活用し、幅広い分野でクライアントを成功へと導いています。
 

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