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ブログ:シン組織変革の教科書

4話 組織変革事例と現実的アプローチ  

第3話 組織変革の進め方 失敗しない7つのステップ

第2話 組織変革が必要な会社の特徴5選

 

第1話 組織変革とは何か?

第4話【シン組織変革の教科書】

第4話【シン組織変革の教科書】

===============================

組織変革事例と現実的アプローチ

中小製造業A社の改善プロセス

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

中小製造業の現場で

このままで大丈夫なのかという

不安を抱える管理職が多いようです。

 

現場の声が経営層に届かず

若手の離職が続き

 

会議や制度が形骸化する現象は

珍しくありません。

 

こうした停滞を打破するには

単なる制度改革ではなく

 

現場との関係性を

再構築するアプローチが必要です。

 

なぜなら制度や仕組みだけでは

現場の本音や主体性を引き出せず

持続的な変革には繋がらないからです。

 

今回は従業員40名規模の

部品製造業A社の事例をもとに

 

現場が動かない組織の課題と打開策

さらに

具体的な変革プロセスを検証します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

組織停滞の典型パターンと

その背景

=============================== 

 

属人化と形骸化が生む現場の無力感

 

A社は創業30年を超え

取引先との関係は安定していましたが

 

組織内部では

静かな堕落が進行していました。

 

最大の問題は業務の属人化です。

 

製造工程の多くが

ベテラン社員の経験と勘に依存し

標準化が進んでいませんでした。

 

新人への教育も

「見て覚えろ」

という旧時代的なもので

 

結果として

特定社員が休むと業務が滞る状況が

常態化していました。

 

過去3年間で

入社した若手社員10名のうち

7名が3年以内に離職するなど

 

現場リーダーも

「教えても辞められる」という

負のスパイラルに陥っていました。

 

また

A社には月1回の全体会議や

改善提案制度が存在していましたが

実態は業績報告と上意下達のみ。

 

改善提案は年間数件に留まり

提出されても「検討します」で

終わることがほとんどでした。

 

現場からは

「提案しても変わらない」

「余計な仕事が増えるだけ」

 

という諦めが蔓延し

経営層との温度差が拡大していました。

 

A社では若手社員が

「成長できる環境がない」

と感じて次々と退職していきました。

 

現場リーダーも

「どうせ何も変わらない」

と諦めており

 

経営層と認識のギャップが

埋まらない状況でした。

 

これは多くの中小企業に

共通する停滞パターンです。

 

===============================

現場主導の変革プロセスと

実践的アプローチ

===============================

 

関係性の再構築から始める変革

 

A社が最初に着手したのは

大がかりな制度改革ではなく

 

現場の本音を引き出す

仕組み作りでした。

 

具体的には

現場リーダー3名との個別面談を実施し

評価や査定と切り離した形で

現状認識の共有に徹しました。

 

リーダー自身も

組織の問題を認識していましたが

「言っても無駄」という諦めが根深く

 

まずは経営者が現場の声を聞く

姿勢を示すことから始めました。

 

次に導入したのが

週1回20分の対話ミーティングです。

 

ここでは批判や否定を一切せず

出された意見はまず受け止め

 

小さなことでも実現可能なものは

翌週までに必ず実行するという

ルールを徹底しました。

 

例えば

「工具置き場が使いにくい」

という意見が出れば

翌週には配置を変更する。

 

「作業手順書が古い」

と言われれば

現場で使いやすい形に更新する。

 

こうした小さな変化の積み重ねが

「話すと変わる」という実感を

現場に与えました。

 

このプロセスを経て3ヶ月後には

改善提案が月1件から月12件に増加。

 

製造ラインの段取り時間が5%短縮し

若手社員の定着率も

30%から80%に上昇しました。

 

ただし

これらの数字だけを見て

成功事例と評価するのは危険です。

 

実際にはデジタル化を急ぎすぎて

現場の反発を招いたり

 

提案制度の運用が続かなかったりと

複数の失敗も経験しています。

 

重要なのは

こうした失敗を隠さずに共有し

「なぜうまくいかなかったのか」

を現場と一緒に考えたことです。

 

この姿勢が組織全体の学習能力を

高める結果につながりました。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

A社の事例から得られる最大の教訓は

組織変革の本質が

新しい制度やシステムの導入ではなく

 

現場と経営層の

関係性の再構築にあることです。

 

現実的な変革のステップは

現場の本音を聞く仕組みを作り

 

小さな変化を積み重ねて

信頼関係を構築し

 

成功と失敗の両方から

学ぶ文化を育てることにあります。

 

特別なツールや予算は不要で

必要なのは

現場と向き合う姿勢と

継続する意志のみです。

 

まずは

週1回20分の対話から始めてください。

 

即効性を期待せず長期的な視点で

継続的な改善を行うことが

組織変革の成功につながります。

 

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

6月20日金曜日の予定です。

 

次回は

具体的な目的設定の手法と

経営者が押さえるべきポイント

についてご紹介します。

 

第5回 

組織変革の目的を明確にする方法

経営者が押さえるべきポイント

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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近日中に公開募集いたしますので

乞うご期待ください。

 

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一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

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<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

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<著書>

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シン組織変革の教科書

第3話【シン組織変革の教科書】

===============================

組織変革の進め方

失敗しない7つのステップ

===============================

 

いつもお読みいただき有難うございます。

 

組織変革コンサルタント

経営戦略コンサルタント

渡邉ひとしです。

 

課長から部長に昇進して5年。

売上目標は毎年上がり続けるのに

部下の営業成績は一向に改善しない。

 

若手は「やりがいが感じられない」

と言って次々と転職し

 

ベテランは「今までのやり方で十分」

と変化を拒む。

 

経営陣からは「組織を変革しろ」

と言われるが

 

具体的に

何をどう変えればいいのか

見当もつかない。

 

多くの管理職がこうした

板挟みの立場で苦しんでいます。

 

組織変革の必要性は理解していても

結局何も変わらない。

 

そして優秀な人材は他社に流出し

残った社員のモチベーションは

 

さらに低下するという

悪循環に陥っています。

 

組織変革は精神論では成功しません。

 

今回は

現場で検証された7つのステップを

失敗のパターンと併せて解説します。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

準備段階で9割が挫折する:

ステップ 1~ 4

=============================== 

 

ステップ1:

現状分析という名の自己欺瞞を避ける

 

現状分析はやったと言う管理職の多くが

実際には

表面的な数値の羅列に終始しています。

 

売上データや離職率を眺めて

「問題がある」と結論づけるだけでは

分析とは言えません。

 

真の現状分析では

なぜその数値になったのかという

根本原因まで掘り下げる必要があります。

 

「営業部の受注率が20%低下している」

という事実から

 

「提案書作成に平均5日要している」

「競合他社は2日」

「承認プロセスが3段階ある」

 

といった具体的な業務プロセスの

問題まで特定することが重要です。

 

ステップ2:

測定不可能なビジョンは絵に描いた餅

 

「チームワークの向上」

「風通しの良い職場」といった

 

抽象的なビジョンを掲げる組織は

確実に変革に失敗します。

 

達成したかどうかを

判断する基準が曖昧すぎるためです。

 

効果的なビジョンは具体的で

測定可能でなければなりません。

 

「部門間の情報共有回数を

月3回から週2回に増加」

 

「プロジェクト完了率を

80%から95%に向上」

 

といった数値目標が必要です。

 

この段階で妥協すると

後の成果測定ができません。

 

ステップ3:

人選で決まる変革の成否

 

変革推進チームの人選で

最も多い失敗は

 

協力的で従順な人材ばかりを

集めることです。

 

こうしたチームは現場の抵抗や

問題を事前に察知できず

実行段階で大きな壁にぶつかります。

 

効果的な推進体制には

批判的な視点を持つ人材も必要です。

 

この変革は本当に必要なのかといった

厳しい質問をする人材がいることで

計画の甘さが事前に発見できます。

 

また推進メンバーの

通常業務を軽減しない組織では

変革活動が片手間になり必ず失敗します。

 

ステップ4:

資源確保なしに変革は不可能

 

「とりあえず始めてみよう」

という姿勢で変革を開始する組織は

必ず途中で頓挫します。

 

変革には人的資源や時間的資源

予算的資源が必要ですが

 

これらを事前に確保しない組織が

驚くほど多いのが現実です。

 

特に見落とされがちなのが

変革に伴う一時的な

生産性低下への対応です。

 

新しいシステムや

業務プロセスの変更により

 

短期的には効率が落ちることが

必然的に発生します。

 

この期間をカバーする余裕がなければ

現場から「元に戻そう」

という声が上がり

変革は中止に追い込まれます。

 

===============================

実行段階の現実的対処法:

ステップ 5~ 7

===============================

 

ステップ5:

全面展開という名の自殺行為を避ける

 

短期間で劇的な変化という期待から

いきなり全社で変革を

実施しようとする組織があります。

 

これは組織に混乱をもたらし

変革への不信を決定的にする

最も危険なアプローチです。

 

現実的なアプローチは

影響範囲を限定した

パイロット段階から開始することです。

 

一つの部署で変革を試行し

問題点を洗い出してから

段階的に拡大します。

 

全社展開で失敗するリスクを考えれば

小規模な試行錯誤の方が

はるかに合理的です。

 

ステップ6:

抵抗は敵ではなく情報源

 

変革に対する抵抗を悪として

排除しようとする管理職がいますが

これは大きな間違いです。

 

抵抗の背景には

変革への合理的な懸念が

含まれていることが多いためです。

 

「今までのやり方で十分」

という声の背景には

 

「新しいやり方で

本当に効率が上がるのか」

という現実的な不安があります。

 

抵抗者との対話を通じて

彼らの懸念を理解し

 

必要に応じて計画を修正することが

変革の質を高める重要なプロセスです。

 

ステップ7:

短期的成果に惑わされない継続的改善

 

変革の初期段階で「数値が改善した」

という報告を受けると

 

「変革は成功した」と

判断してしまう管理職がいます。

 

しかし

これは危険な錯覚です。

 

真の変革効果は新しい仕組みが

組織に完全に定着してから現れます。

 

初期の改善は

一時的な効果である可能性が高く

 

時間が経つと

元に戻ることがよくあります。

 

継続的なモニタリングと改善を怠れば

せっかくの変革も

元の木阿弥になってしまいます。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の成功率が低い理由は

理想論と現実のギャップを埋める

具体的な手法が不足しているからです。

 

準備段階での徹底した現状分析と

測定可能なビジョン設定

 

実行段階での段階的アプローチと

抵抗への建設的対処

 

そして

定着段階での継続的改善という

7つのステップを

 

現実的に実践することで、

変革の成功確率は大幅に向上します。

 

重要なのは

各段階で発生する困難や抵抗を想定し

事前に対策を準備することです。

 

変革は決して

容易な道のりではありませんが

 

正しい手順と現実的なアプローチにより

確実に成果を上げることが可能です。

  

===============================

次回の予告

=============================== 

 

*次回の発行は

6月13日金曜日の予定です。

 

次回は

実際にこれらのステップを実践した

中小製造業の事例をご紹介します。

 

【第4回】組織変革事例|

中小製造業A社の成功ストーリー

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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シン組織変革の教科書

第2話|

組織変革が必要な会社の特徴5選

 

いつもお読みいただき有難うございます。

組織変革コンサルタントの渡邉ひとしです。

 

組織変革が必要な会社には

共通する特徴があります。

 

変革の必要性を判断する

具体的な指標をお伝えします。

 

===============================

はじめに

===============================

 

「最近、部下のモチベーションが

下がっている気がする」

 

「新しい取り組みを提案しても

なかなか承認が下りない」

 

「競合他社に

後れを取っている感じがする」

 

こうした違和感を抱えている

マネジメント層の方は

少なくないでしょう。

 

特にミドル層の管理職の方は

現場の声と経営陣の方針の間で

 

板挟みになり組織の停滞感を

肌で感じているのではないでしょうか。

 

今回は組織変革が必要な会社に

共通する5つの特徴をお話しします。

 

これらの特徴が

自社に当てはまるかどうかを

冷静に判断することで

 

組織変革の必要性を

客観視できるはずです。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

変革が必要な組織に見られる

5つの危険信号

=============================== 

 

その1)

思決定のスピードが異常に遅い

 

「稟議を上げてから

承認まで3週間かかる」

 

「新商品の企画会議だけで

2ヶ月も議論している」

 

といった状況は組織の硬直化を示す

典型的な症状です。

 

特に問題なのは

決裁権限が上層部に

集中しすぎているケースです。

 

現場の管理職が

「これくらいは自分で判断したい」

と思う案件でも

 

複数の部署を回って

承認を得なければならない。

 

結果として

市場の変化に対応できず

競合他社に先を越されてしまいます。

 

その2)

社内の縦割り意識が強すぎる

 

「営業部と開発部の連携が

全く取れていない」

 

「他部署の仕事は

関係ないという空気がある」

 

こうした部門間の壁は

組織全体の生産性を大幅に低下させます。

 

縦割り組織では顧客の要望に対して

総合的な解決策を提供することが

困難になります。

 

各部署が

自分たちの都合だけを考えて動くため

 

結果的に顧客満足度も下がり

売上にも悪影響が出てきます。 

 

その3)

新しいアイデアや提案が潰される文化

 

「前例がないから無理」

「リスクが高すぎる」

「今のやり方で十分」

 

こうした反応が常態化している組織は

イノベーションを生み出す力を

失っています。

 

特に中間管理職の立場では

部下から上がってくる提案を

上司に伝える際に

 

「どうせ反対されるだろう」

と最初から諦めてしまうケースも

多いでしょう。

 

これは組織全体の創造性を

殺してしまう悪循環です。

 

その4)

人材の流出が止まらない

 

優秀な人材……

特に30代から40代前半の

中核となる社員が次々と

転職していく有り様は

 

組織変革の必要性を示す

明確なサインです。

 

「給与だけの問題ではない」

と退職者が口にするとき

 

それは組織の将来性や働きがいに

疑問を感じている証拠です。

 

人材流出は単なる人事問題ではなく

組織全体の魅力度低下を表しています。

 

その5)

顧客満足度や市場シェアの継続的な低下

 

数字は嘘をつきません。

 

顧客満足度調査の結果が

年々悪化していたり

 

市場シェアが徐々に

減少していたりする場合

 

組織の競争力そのものが

衰えている可能性があります。

 

「一時的な市場の変動だろう」

と楽観視していても

 

根本的な組織の問題が

解決されなければ

継続的な低下は改善されません。

 

===============================

現状維持では生き残れない時代の現実

===============================

 

これらの5つの特徴に

心当たりがある場合

 

組織変革は

「いつかやった方がいい」という

レベルの話ではありません。

 

企業の存続に関わる喫緊の課題です。

 

市場環境の変化スピードは加速しており

デジタル化

働き方の多様化

価値観の変化など

 

あらゆる面で従来のビジネスモデルが

通用しなくなっています。

 

変化への適応力が組織の生命線です。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革の必要性を判断する

5つの特徴をお伝えしました。

 

これらの症状が複数見られる場合

組織変革は避けて通れない課題です。

 

現状維持は実質的な後退を

意味する時代において

 

変革への取り組みを

先延ばしにすることは

 

企業の競争力を致命的に損なう

可能性があります。

 

マネジメント層の皆さんには

変革の必要性を正面から受け止め

 

組織の未来に向けた行動を

起こしていただきたいと思います。

 

===============================

*思い立ったが吉日*

=============================== 

 

もし今回の内容を読んで

「自社も組織変革が必要かもしれない」

「何から手をつけて良いか分からない」

と感じられた場合は

 

ぜひ一度

当社の無料個別相談をご利用ください。

 

貴社の状況をヒアリングし

具体的な課題と

変革の方向性を共に考える

お手伝いをさせていただきます。

 

現状を打開し未来を切り拓くために

今すぐ行動を起こしませんか?

 

*次回の発行は

6月6日金曜日の予定です。

【第3回】組織変革の進め方

「失敗しない7つのステップ」

 

今回の問題提起を踏まえ

「ではどうやって変革を

進めていけば良いのか?」

という問いに答えます。

 

実行可能な7つのステップ

具体的にわかりやすく解説していきます。

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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紹介記事2:https://syoukei-senmon.net/gifu/14457/

 

・経営計画士®︎、事業計画士®︎

・ビジネスモデルコンサルタント

・SDGsビジネスコンサルタント

・経営心理士=組織心理士/顧客心理士/

ビジネスコミュニケーション心理士

・上級スピーチアップグレーダー

・対人関係アップグレーダー

・ハイパフォーマンス・コーチ

 

一般社団法人 空き家再生機構 /理事

岐阜県公認 /コミュニティ診断士

=================== 

<令和2年度迄>

中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師

<令和元年度迄>

愛知産業大学 経営学部経営学科

造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師

―――――――――――――――――――

<著書>

『ビジネスモデル虎の巻!』 

―――――――――――――――――――

 

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シン組織変革の教科書

 

第1話【組織変革とは何か?】

 

いつもお読みいただき有難うございます。

組織変革コンサルタントの渡邉ひとしです。

 

中小企業の経営者にとって大切な

組織変革の基本概念を解説します。

 

経営者が直面する現実的な課題と

なぜ今変革が必要なのかを

具体的にお話しします。

 

===============================

中小企業が知るべき基本概念

===============================

 

あなたの会社では

こんな問題が起きていませんか?

 

優秀だった社員が次々と辞めていく。

 

新しいアイデアを提案しても

「今までのやり方で十分」と反発される。

 

売上は横ばいなのに

競合他社は着実に成長している。

 

そして何より自分自身が

「このままで本当に大丈夫なのか」

という不安を抱えている。

 

これらの問題の根本原因は

組織が変化に対応できていないからです。

 

しかし「組織変革」

という言葉を聞くと多くの経営者は

 

「うちのような小さな会社には関係ない」

「大企業がやることだ」

と考えがちです。

 

実際には中小企業こそ

組織変革が最も必要であり

かつ最も効果を発揮する場なのです。

 

 

 

*写真はイメージです

===============================

なぜ中小企業の経営者は

組織変革を避けたがるのか

=============================== 

 

その1

「変革」という言葉に対する根深い誤解

 

多くの中小企業経営者が

組織変革を敬遠する理由の一つは

変革=大規模な改革という思い込みです。

 

確かに大手企業の組織変革を見ると

数百人規模のプロジェクトチームを組み

 

何年もかけて会社全体を変えるような

大がかりな取り組みが目立ちます。

 

しかし

これは中小企業の実情とは全く異なります。

 

従業員30人の製造業社長の細谷さんは

こう話していました。

 

「変革なんて言葉を聞くと

会社を根本から変えなきゃいけないかと

思って身構えてしまう。」

 

「でも現実的に考えて

そんな大それたことはできないし

やる必要もないと思っている」

 

この発言に多くの中小企業の

経営者の本音が表れています。

 

つまり組織変革を

会社の根幹を揺るがす危険な取り組み

として捉えているのです。

 

その2

日常業務に追われる現実的な制約

 

もう一つの大きな理由は

時間とリソースの制約です。

 

中小企業の経営者は営業から人事

財務まで幅広い業務を

自ら担当することが珍しくありません。

 

朝から晩まで目の前の課題に追われ

「組織をどう変えるか」を考える

余裕がないのが現実です。

 

サービス業社長の進藤さんは

心の内を明かします。

 

「正直に言うと

組織変革が必要だとは分かっている。

でも今月の売上をどう確保するか

来月の資金繰りをどうするかで精一杯」

 

「そんな中で

長期的な話をする時間なんてない」

 

このような状況は

多くの中小企業経営者にとって

身に覚えのある話なのだと思います。

 

===============================

組織変革の本質は

「会社の体質改善」である

=============================== 

 

その1

大企業の変革と中小企業の変革は全く別物

 

ここで重要なのは

中小企業における組織変革は

大企業とは本質的に異なることです。

 

大企業の組織変革は

確かに大規模で複雑です。

 

しかし中小企業の場合

組織変革とは「会社の体質改善」

と考えるのが適切です。

 

例えば

従業員20人の小売業の会社では

小さな変化から始めました。

 

・毎朝5分間全員で

その日の目標を共有する

 

・月1回社員全員で

改善提案を話し合う時間を設ける

 

・お客様の声を全員で

共有する仕組みをつくる

 

これらは一見すると

些細な変化に見えるかもしれません。

 

しかし半年後には

お客様満足度が向上し

社員の離職率も下がりました。

 

売上も前年同期比よりも

10%以上も向上しています。

 

その2

変革の本質は

「仕組み」ではなく「習慣」の変化

 

多くの経営者が見落としているのは

組織変革の本質が

 

「仕組みの変更」ではなく

「習慣の変化」にあることです。

 

新しいシステムを導入したり

組織図を変更したりすることが

 

組織変革だと考える人は

少なくありません。

 

しかし本当に大切なのは

社員一人ひとりの日常的な行動や

考え方が少しずつ変わることです。

 

建設業社長の西岡さんは

過ぎた日を振り返ります。

 

「最初は現場の安全意識を

変えるなんて無理だと思っていた。

 

でも毎日の朝礼で安全について

話し合うようになってから

みんなの意識が本当に変わった」

 

「大げさなことをしなくても

継続すれば変化は起きる」

 

この事例が示すように

組織変革は劇的な変化ではなく

 

日々の小さな積み重ねによって

実現されるものなのです。

 

その3

中小企業だからこそ変革しやすい理由

 

実は中小企業は大企業よりも

組織変革を実現しやすい条件が

揃っています。

 

第一に

意思決定のスピードです。

 

大企業では一つの変更を行うのに

複数の部署や階層での承認が必要ですが

 

中小企業では経営者の決断一つで

即座に実行できます。

 

第二に

社員との距離の近さです。

 

経営者が直接社員と話し合い

現場の声を聞くことができるため

 

変革の必要性や方向性を

共有しやすいのです。

 

第三に

変革の効果を実感しやすいことです。

 

小さな組織では一つの改善が

全体に与える影響が大きく

成果が見えやすいため

 

社員のモチベーションの維持にも

つながり易くなります。

 

===============================

今日のまとめ

=============================== 

 

組織変革は決して

大企業だけのものではありません。

 

むしろ変化の激しい現代において

中小企業こそが積極的に

取り組むべき重要な経営課題です。

 

重要なのは大がかりな改革ではなく

「日常の習慣を少しずつ変える」

という発想の転換です。

 

毎日の業務の中で社員の意識や行動が

少しずつ変わっていく。

 

それが中小企業における

組織変革の本質なのです。

 

あなたの会社でも明日から始められる

小さな変化があるはずです。

 

それは

新しい会議の進め方かもしれませんし

お客様の声を聞くための

新たな取り組みかもしれません。

 

大切なのは

完璧な変革計画をつくるのではなく

今できることから始めることです。

 

===============================

あなたの会社の組織変革

どこから始めますか?

=============================== 

 

組織変革は

ひとりで進めるものではありません。

 

現在の課題を整理し

具体的な第一歩を見つけるために

 

まずは現状を客観的に

把握することから始めてみませんか。

 

次回のブログでは

「組織変革が必要な会社の特徴5選」

について詳しく解説します。

 

あなたの会社がどの段階にあるのか

チェックしてみてください。

 

*次回の発行は

5月30日金曜日の予定です。

『組織変革が必要な会社の特徴5選』

 

次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

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株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役。
電通の専属会社で6万件を超える広告制作に携わった経験を持ち、独立後、経営相談は延べ1200件以上。 経営者の想いを中心に置き、 経営計画・行動計画・未来会計の3つの視点から、独自の【持続型経営3ステップ構築法】を活用し、幅広い分野でクライアントを成功へと導いています。
 

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